アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリー 「将来について話すのはまだ時期尚早」 / 2021年 F1フランスGP
アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、自身の将来がすぐに解決されるとは思っていないと語る。

レッドブル・レーシングから降格させられた後、ピエール・ガスリーはアルファタウリ・ホンダF1で安定して優れた結果を残しているが、レッドブルF1の上層部には再びガスリーを昇格させる気はなく、アルピーヌF1への移籍が噂された。

だが、ピエール・ガスリーと交代でアルピーヌF1を追われると考えられていたエステバン・オコンは、チームとの契約を2024年まで延長。フェルナンド・アロンソも2022年末まで契約を結んでおり、ガスリーがアルピーヌF1に移籍する扉は閉ざされた。

レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ピエール・ガスリーはアルファタウリの“理想的なアンバサダー”だと語り、レッドブル・レーシング昇格ではなく、アルファタウリで継続していることを示唆していた。

しかし、ピエール・ガスリーはそれらの議論はまだ行われておらず、最終的にはレッドブルが彼の運命を決定することになると語った。

「僕の将来について話すのはまだかなり時期尚早と思う」とピエール・ガスリーはF1フランスGPに先立つFIAドライバー記者会見で記者団に語った。

「僕サイドでは、物事はレッドブルの手に委ねられている。結局のところ、僕たちが一緒に続けるか、アルファタウリと続けるか、レッドブルと続けるか、もしくは他のオプションを選ぶかは、彼ら次第だ」

「これは、現時点ではまだ実際に話し合っていないことだ。今後数週間から数か月のうちに、僕たちが何をしたいと思ったいるかを理解できると思う」

アルファタウリ・ホンダのF1チーム代表を務めるフランツ・トストも、ピエール・ガスリーの続投を強く望んでいる。F1アゼルバイジャンGPでの表彰台の後、トストはガスリーを現在のF1グリッドにいる“絶対的なトップドライバーのひとり”と評している。

レッドブル・レーシング自身も、セルジオ・ペレスがF1アゼルバイジャンGPで勝利した後、2022年もマックス・フェルスタッペンとパートナーを組むことを急いで決定するつもりはないと述べている。

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カテゴリー: F1 / ピエール・ガスリー / ホンダF1 / F1フランスGP / スクーデリア・アルファタウリ