ピエール・ガスリー 「モナコ以上のパフォーマンスを発揮したい」 / アルファタウリ・ホンダ F1アゼルバイジャンGP プレビュ-
アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーが、2021年のF1世界選手権 第6戦 F1アゼルバイジャンGPへの意気込みを語った。

前戦F1モナコGPで6位入賞を果たしたピエール・ガスリーは「モナコは素晴らしいレースウイークとなり、全セッションでトップ10入りを果たして予選6番手と、今季ベストと言える力強いパフォーマンスができたと思う」と振り返る。

「決勝でも、ルイス(ハミルトン/メルセデス)を終始抑えて6位でフィニッシュした。レース中、誰が後ろにいるのかをあまり考えないものだけど、もちろんルイスが背後にいることは分かっていた。ただ、彼が前に出る手段はなく、すべてはピットストップ次第ということも理解していた。とにかく自分のドライビングに集中して、チームも戦略面で役割を果たしてくれて、彼を後方に抑えておくことができた」

「この結果に満足しているし、再び真のパフォーマンスレベルを見出せたこと、そしてトラブルなくレースウイークを進め、それがこの難しいモナコでできたことは、チームにとって重要だ。それが上手くいき、今季ベストの結果を達成できた」

「また、ファンの皆さんの前でレースができたこともよかった。モナコなのでフランスからも多くの人が来てくれて、普段以上にサポートされていると感じた。まだフルに入っているわけではないけど、少し触れ合うこともできて、とてもうれしかった」

「モナコを終えてからは、UKでシミュレーターを何度か行い、ドバイ経由でバクーへ来た。長旅だったけど、ここからシーズン序盤の中でも忙しい日程になるので、妥当だと思う」

「バクーは通常と異なるコースで、中心部の市街地サーキットというモナコとの共通点もあり、一般的なコースの分類には入らない。したがって、マシンのセットアップも少し違うものにする必要がある。モナコよりもかなり低いダウンフォースで走ることになり、バクーのコーナーのほうが低速だけど、グリップやその他の特性は似ているし、今回も一番柔らかいC5タイヤを使うことになる。路面グリップが少ないのと、ダウンフォースが低いことで、一筋縄ではいかず、最適なマシンセットアップを見つけるのは難しい。長いストレートではタイヤとブレーキの温度が下がりやすく、ほかにもさまざまな要素を考慮して、1ラップでもレースを通じてもマシンの持つ力すべてを引き出していかなければならない」

「このコースは好きな方で、何年か前のGP2では2位でフィニッシュしているけど、F1では競争力はあったものの、いつも不運に見舞われている。今週末はその流れを変えたいと思います。モナコと同じか、それ以上のレベルでパフォーマンスが発揮できればと思っている」

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カテゴリー: F1 / ピエール・ガスリー / ホンダF1 / F1アゼルバイジャンGP / スクーデリア・アルファタウリ