F1 ピエール・ガスリー、11位完走「ポイント獲得も可能なペースがあった」
トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1イタリアGPの決勝レースを11位で終えた。

スペック4のPUへの交換により、グリッド降格ペナルティーをピエール・ガスリーは、17番グリッドからのスタートとなった。ポイント獲得を賭けた争いを繰り広げたガスリーだったが、不運にもそのあとコースアウトに巻き込まれてしまう。

アスカリシケインでセバスチャン・ベッテルと接触があったランス・ストロールは、ガスリーの直前でコース上に復帰。そのためグラベルに追いやられてしまったガスリーだった、いくつかポジションを落としながらも壁への激突を免れた。その後、10番手のランド・ノリスをとらえることができず、惜しくもポイント獲得には至らなかったが、11位までポジションを上げる追い上げをみせた。

「17番手からのスタートだったので、今日は難しいレースになると予想していたが、今日はいろいろなことがあった一日だった」とピエール・ガスリーはコメント。

「スタートはうまくいき、最初の1周で13番手まで上がることができた。展開はうまい具合に進んでいたが、ストロールがコースオフしてから戻ってきたタイミングが悪く、彼との接触を避けるためグラベルまで逃げなくてはならなくなり、2つポジションを下げてしまった。それが原因で、(ポイント獲得となる)9位からはわずか3秒の差で届かずレースを終えることとなった」

「理想的な結果とはならなかったが、このレースウイークではいいパフォーマンスをみせることができたし、グリッド後方からのスタートでもポイント獲得も可能なペースで走行することもできた。次戦のシンガポールでは、ペナルティーのないクリーンなレースをして、最大のポテンシャルを発揮して戦える一戦となることを期待している」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / ピエール・ガスリー / トロロッソ / ホンダF1 / F1イタリアGP