F1開幕戦オーストラリアGP フリー走行3回目:BMWがワン・ツー
2008年3月15日

予選前の最後のフリー走行。セッション終盤は各チームがソフトタイヤに履き替えての走行となった。トップに立ったのはBMWのロバート・クビサだった。2位にはコンマ3秒差で同じくBMWのニック・ハイドフェルドが入った。
3位にはルノーのフェルナンド・アロンソ、4位はウィリアムズのニコ・ロズベルグ、5位・6位にはレッドブルのデビッド・クルサード、マーク・ウェバーが入り、中段グループの接戦を予感させるセッションとなった。
ルノー:オーストラリアGPフリー走行 アロンソは13番手
2008年3月15日

フェルナンド・アロンソとネルソン・ピケJr.が、いくつかのセットアップ作業とタイヤの評価を完了させた。
ピケJr.は1回目のセッションの終わりにスピンし順位をさげ、走行時間も制限されてしまった。それでも35周の走行を行い、トラックのレイアウトを学んだ。
アロンソは、トラブルフリーの一日を楽しんだ。59周を走行し、マシンバランスを改善させたが、ニュータイヤでのアタックは混雑したトラックに妨げられてしまい、真のポテンシャルを見せることは出来なかった。
BMW:オーストラリアGPフリー走行 ハイドフェルドが12番手
2008年3月15日

ロバート・クビサは2度のセッションをトラブルなく実施した。一方、ニック・ハイドフェルドは。1回目のセッションで電子系のドラブルでストップしてしまった。だが、2回目のセッションでは問題なくプログラムを完了させた。
フォース・インディア:オーストラリアGPフリー走行 フィジケラが9番手
2008年3月15日

チームは今日、ロングランとレースセットアップのチューニングに集中した。最初のセッションでスーティルのマシンにハイドロ系に小さなトラブルが発生したがトータルで101周を走行。
フィジケラは2回目のセッションで9番手タイムを記録。タイムシートで10番手以内に入ったのは、チームとして2007年のモナコ以来となる。
マクラーレン:オーストラリアGPフリー走行 ハミルトンが首位
2008年3月15日

ルイス・ハミルトンとヘイキ・コバライネンは、2回目の走行でそれぞれ首位と4番手タイムを記録。最初のセッションでも2番手と4番手につけた。
フェラーリ:オーストラリアGPフリー走行 マッサが3番手
2008年3月15日

チームは、これまでのシーズンと同じく初日の作業を、マシンのセットアップ作業と2種類のタイヤの評価に費やした。
キミ・ライコネンは、午前中のセッションではトップタイムをマークしたが、午後、セットアップに苦労した。マッサは両セッションとも3番手タイムをマーク。マッサは、午後のセッション終盤にスピンを喫し、予定より早く作業を終えた。
トロ・ロッソ:オーストラリアGPフリー走行 ベッテルは18番手
2008年3月15日

セバスチャン・ベッテルは順調に走行を重ね、2回目のセッションでは40周を走行。18番手タイムで初日を終えた。
初めてのF1となるセバスチャン・ブルデーは、午後にトラブルにより走行は11周に制限されてしまった。
レッドブル:オーストラリアGPフリー走行 ウェバーが2番手
2008年3月14日

午前中のセッションでは、デビッド・クルサードのマシンにギアボックスにトラブルが発生したが、2回目のセッションではマーク・ウェバーが2番手、クルサードも5番手にはいるなど、力強いペースを見せた。
ウィリアムズ:オーストラリアGPフリー走行 トラブルに悩まされた一日
2008年3月14日

14日に行われたオーストラリアGPフリー走行で、ウィリアムのマシンFW30には様々なトラブルが発生。午前中のセッションでは2台のFW30にギアボックスの問題が発生し、ニコ・ロズベルグ、中嶋一貴の両ドライバーはそれぞれ3周ずつの走行に留まった。午後のセッションでは、ニロ・ロズベルグのマシンにディファレンシャルの問題が生じた。
それでも、ニコ・ロズベルグは2回目のフリー走行で31周を走行し8番手タイムを記録。中嶋一貴は33周の走行で16番手だった。