プロドライブ
プロドライブは、WRCに集中することに決定したため、2011年のF1参戦を目指さないことを発表した。

プロドライブは、2010年にF1参戦を目指してエントリーを申請したが、参戦権は得られなかった。

しかし、USF1の参戦が実現しなかったことで、FIAは2011年の先行プロセスを再開。13番目のエントリーの申請を募集した。

だが、プロドライブのデビッド・リチャーズは、プロドライブが2011年のF1参戦を目指していないことを明らかにした。

デビッド・リチャーズは、今年の新チームの戦いぶりがF1に参戦することの難しさを証明していると語り、プロドライブが興味があるのは競争力を持ってF1に加わることだけだと述べた。

「現在の我々の焦点は、プロドライブの2011年のWRC復帰にある。全く新しいクルマを設計し、開発するためだけに重要なリソースをかけている」

「新しいF1チームを始めるという挑戦を引き受けるということは、必要な資金をみつけてゼロからマシンを開発するということだ。非常に大きな仕事であり、安く見積もることはできない」

「予想していたとおり、我々は新チームが今年グリットにつくために直面した財政面と技術面のチャレンジを目撃している。競争力をつけることは言うまでもなく、彼らの努力に対しては大変感心しているが、それがプロドライブやアストンマーティンにとって適切な戦略であるとは思わない」

「我々は過去にF1で良好な関係を築いてきたし、それを生み出すことの価値を尊重している。我々はチャンピオンシップの展開に近い視線を保っている」

「しかし、私はプロドライブが参戦するタイミングは、2つの基準で判断されるということを非常に明確にしている。それは我々に競争力があり、ビジネス上で財政的に生き残れる立場にいるかということだ。今、我々が新チームを始めるという戦略を採用したとしても、それら2つの状況を満たせるとは思わない」

プロドライブは、WRC計画の詳細をまだ発表していないが、ミニのプロジェクトと関連しているとみられている。

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カテゴリー: F1 / F1関連