「F1は女性ドライバーを客寄せに利用している」とソフィア・フローシュ
ドイツ人の女性ドライバーであるソフィア・フローシュは、F1は純粋に“注目を集める”ために女性ドライバーを頻繁に利用していると語る。

2020年のF1世界選手権では、F1アメリカGPとメキシコGPのサポートレースとして女性だけのレースシリーズである『Wシリーズ』が開催されることが決定している。また、フェラーリはドライバーアカデミーに女性ドライバーを求めていると発言している。

フェラーリの発言に女性が単なる“マーケティングの手段”としてみなされることが多いと不快感を示していたソフア・フローシュは、 Auto Bild に次のように語った。

「女性は単に注目を集めるのではなく、レーシングドライバーであると信じる人々がいなければなりません」とソフィア・フローシュはコメント。

「過去にF1チームのサポートを受けた女性が数人いましたが、彼らはただカメラに向かって微笑んで手を振るためにそこに立っていました」

「例えば、アカデミーにいるミック・シューマッハのように、広告の対象としてだけでなく、女の子が男の子と同じ機会とサポートを与えられることが重要です」

「フェラーリについてネガティブな思い込みをしたくはありませんが、一般的に、チームが女性と協力する方法は、あまり女性の助けにはなっていません」

2018年のマカオGPでの恐ろしい大クラッシュ喫して世界的な注目を集めたソフィア・フローシュは、現在2020年のレースを探しているが、Wシリーズには興味がないと語る。

「ジェイミー(チャドウィック)を見てください。彼女はまだF33に十分な資金がないため、Wシリーズでもう1年を過ごしています」とソフィア・フローシュは語る。

「だから、残念なことに、彼女は男性がレースをするシリーズよりもレベルが低いレースシリーズで2年を失うことになりました」

「私たちには平等な機会が必要です。最高の選手になることは常に私の意欲ですし、その中には男たちを打ち負かすことも含まれています」

「より高いカテゴリーの可能性を秘めた女性がこのように現れる可能性は非常に小さいです」とソフィア・フローシュはWシリーズとフェラーリのアカデミーの取り組みについて語った。

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カテゴリー: F1 / F1関連