2009年のF1ワールドチャンピオン争い
F1イタリアGPの結果により、5位のキミ・ライコネンのワールドチャンピオン獲得の可能性はなくなった。

キミ・ライコネンは、F1イタリアGPで3位表彰台を獲得したが、ポイントリーダーとの差は40ポイントとなり、残り4戦での逆転は不可能となった。

仮にライコネンが残り4戦で全勝し、バトンで全戦ノーポイントに終われば両者のポイントは並ぶが、現時点で1勝のライコネンは残りすべてで優勝しても5勝となり、勝利数でバトンの6勝には及ばない。

これにより、2009年のワールドチャンピオンの可能性は、ブラウンGPのジェンソン・バトンとルーベンス・バリチェロ、レッドブルのセバスチャン・ベッテルとマーク・ウェバーの4名のみとなった。

しかし、レッドブル勢はイタリアGPで不振に終わり、残りエンジン数面でのディスアドバンテージもある。また今後4戦は、レッドブルよりもブラウンGPのマシンに合ったサーキットとなり、レッドブルの追い上げはかなり厳しい状況となった。

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カテゴリー: F1 / F1関連