事故があったターン9
カタロニア・サーキットは、今週末のF1スペインGPにむけてターン9の安全性を大きく改善させている。

昨年のF1スペインGPで、マクラーレンのヘイキ・コバライネンは、ターン9の直前でフロントホイールが故障し、コースオフしてまっすぐバリアに突っ込んだ。コバライネンのマシンは大きく破損したが、幸いコバライネンに怪我はなかった。

FIAは、コバライネンの事故を考慮し、マシンが似たような問題を抱えた場合でも、激しい事故が起きる可能性を最小限に抑えるため、サーキットの改善を許可した。

ターン9のグラベルは一新され、マシンがコースオフしても段階的にスピードを抑えられるようにグラベルに後半を1.5メートル高くした。

さらにコーナーのタイヤバリアにはまっすぐにベルトが取り付けられ、マシンがバリアを突き抜けないよう補強された。さらに縁石と人工芝が10メートル広げられた。

他にもターン3の外はグラベルからアスファルトに変更され、ターン1やターン10では排水性とタイヤバリアが改善された。

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カテゴリー: F1 / F1関連