F1 コンコルド協定
2013年以降の新コンコルド協定の詳細を Guardian が報じている。新しい契約では、チームが署名するのを促進するために一回限りの支払いが含まれているという。

コンコルド協定とは、F1チーム、FIA、FOMの3者間で結ばれるF1の運営方法や分配金を含めた商業的な権利を定める協定。現在のコンコルド協定は、今シーズン末で切れる。

Guardian によると、12チームは、契約合意のインセンティブとして1億1,500万ポンド(約187億円)を分かち合うという。

報道によると、F1の利益にもとずいて毎年の賞金に当てられる金額は47.5%のままだが、新たなボーナスによって過去3年間にトップ3だったチームはさらに7.5%を分けあい、フェラーリはその歴史的なステータスのためにさらに5%が追加されるという。

エクレストンは、「チーム側はさらに7,000万ドル(約55億7,500万円)くらいを得ることになるだろう」と述べた。

また、F1カレンダーを20戦以上に広げられるオプションもあり、そうなればF1の収入を大きく促進することになる。

「20戦以上にできる柔軟性がある。我々は4〜5カ所に何かを始めるのを待たせている」とバーニ・エクレストンコメント。同紙は、1シーズンで22〜23戦のレース開催もあり得ると報じた。

新コンコルド協定では、チーム側は基本的な収入が7億1,500万ドル(約569億5,000万円)を割ればF1を離脱することができるという(現状は11億7,000万ドル(約931億円))。またフェラーリは、企業の幹部が変わり、今後2年で利益が25%落ちた場合にF1から撤退することができるという。

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カテゴリー: F1 / F1関連