オリバー・ベアマン F1オーストラリアGP初日「自信を持ちすぎたかも」

プレシーズンテストでは、クラッシュやマシンの信頼性問題による赤旗が一度も出されることなく終了したが、オーストラリアの金曜日には、オリバー・ベアマンが高速のターン10でハースのリアを失い、激しく壁に接触したことで、その状況は一変した。
FP2の間、マシンはガレージのスタンドに置かれたままであったが、ベアマンはチェッカーフラッグが振られる前に1周のインストレーションラップを終えることができるかもしれないと期待して急いで駆けつけたハースのメカニックたちに促され、セッション終了間際にコックピットに乗り込んだ。しかし、チームの努力にもかかわらず、ベアマンはコースに出ることはできなかった。
FP1でクラッシュしてしまったことについて、オリバー・ベアマンは「チームのみんなはマシンをコースに戻そうと頑張ってくれたけど、残念ながら間に合わなかった。ターン10でちょっとしたミスをしてしまい、コースを少し外れてしまった。そこは起伏が激しい場所で、残念ながらマシンをコントロールできなくなってしまった」と語った。
接触の結果、オリバー・ベアマンのマシンの右側が大きなダメージを受け、フロントとリアのホイールは主にテザーでシャーシに固定された状態となった。
ギアボックスとパワーユニットの両方がダメージを受けたため、修理作業はさらに複雑なものとなった。今現在、今シーズン後半に使用するためにどのコンポーネントがプールに戻されるのか、あるいは戻されるのかどうかは不明である。
失ったトラックタイムが週末を通して影響を及ぼすかどうか尋ねられたオリバー・ベアマンは、「まだ終わっていない。少し苦労したけど、マシンには本当に自信を持っていた。自信を持ちすぎていたかもしれない。マシンには本当に慣れていて、快適だった。すべてがうまく進んでいたのに、ミスは残念だった」と語った。
「まだ終わったわけではない。FP3は長いセッションで、その後は予選だ」
予選は気温が上がるだろうが、日曜日のオーストラリアGPは雨の予報が出ているため、オリバー・ベアマンは混乱したレースになる可能性を視野に入れ、「現時点では、レースは運次第の様相を呈している」と語った。
カテゴリー: F1 / オリバー・ベアマン / ハースF1チーム