オリバー・ベアマン F1ドライバー総意を代弁「V8やV10復活を望んでいる」
2026年F1シーズンから導入された新世代パワーユニットは、電動出力の増加と100%持続可能燃料の採用が大きな特徴となっている。一方で、FIA会長モハメド・ビン・スライエムは、次期レギュレーションでV8やV10エンジン復活の可能性に言及しており、パドック内でも議論が続いている。

そうした中でベアマンは、現行のV6ターボハイブリッド時代がもたらした技術進化を高く評価しつつも、“ドライバーとしての本音”も隠さなかった。

「F1はパワーユニット開発の最前線をリードするという点で、本当に素晴らしい仕事をしてきた」

「それらの技術はいずれ市販車にも落とし込まれていくはずだ」

「たとえば持続可能燃料に関しても、F1はその道を切り開いてきた。今使っている燃料は完全に持続可能なものだし、それは本当に素晴らしいことだ」

「少し高価ではあるけど、どこかでスタートしなければならない。そういう意味でも彼らは素晴らしい仕事をしてきた」

“V8やV10に戻りたい”というドライバーたちの一致した思い
その一方で、ベアマンは“もし持続可能燃料を維持しながら自然吸気型に近いエンジンへ戻れるなら、ドライバーたちは歓迎する”と語った。

「もし持続可能燃料を使いながら、普通のエンジン――V8でもV10でもいいけど――を走らせる方法があるなら、僕たち全員が賛成すると思う」

「今のF1が常に新しい技術を切り開き、前進し続けていることは本当に素晴らしいと思う」

「でももちろん、ドライバーとして、そしてクルマ好きとしては、あの素晴らしいサウンドのエンジンや、高性能なエンジンを愛しているのは間違いない」

V型8気筒

“V6ハイブリッドしか知らない世代”の率直な憧れ
興味深いのは、ベアマン自身がV10やV8時代のF1マシンを実際には経験していない世代だという点だ。

2014年から導入されたV6ターボハイブリッド時代しか知らないベアマンは、それでもなお過去のF1エンジンに強い憧れを抱いている。

「僕はV6ハイブリッド以外のF1カーを運転したことがない」

「でも近いうちに乗る予定なんだ。すごく楽しみにしているよ」

現在のF1では、持続可能性やメーカー参入を重視した技術路線が続いている。しかし、ドライバーたちの間では“もっとシンプルで感情に訴えるエンジン”を求める声が根強く残っていることを、ベアマンの発言は改めて浮き彫りにした。

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カテゴリー: F1 / オリバー・ベアマン / ハースF1チーム