日産、カルソニックカンセイの株式41%の売却に合意
日産は、世界有数の資産運用会社であるKKRの傘下の投資ファンドが保有する特別目的会社であるCKホールディングスが、カルソニックカンセイの全ての既存株式に対し株式公開買付けを実施する意向であることを発表した。
カルソニックカンセイは、内装、空調システム、コンプレッサー、排気システム、電製部品などを扱う大手自動車部品メーカーであり、最大顧客である日産他、ルノー、いすゞ、ダイムラー、ゼネラルモーターズをはじめとした自動車メーカーと取引を行っている。
本TOBに関連して、公開買付者は、カルソニックカンセイの筆頭株主である日産と同社が保有する約41%のカルソニックカンセイ普通株式を取得するための公開買付応募契約を締結した。
カルソニックカンセイの発行済株式(自己株式を除く)が267,882,277株であることから、提示価格に基づくカルソニックカンセイの時価総額は、4,983億円と試算される。
日産のCCO(チーフ・コンペティティブティブ・オフィサー)である山内康裕は、「今回の合意は、我々の重要なパートナーであるカルソニックカンセイの更なる競争力強化を願う日産の意向と、KKRのカルソニックカンセイの将来性に対する高い評価が一致した結果であり、カルソニックカンセイ、及びその株主にとって最良の選択です」と述べた。
KKRのメンバーでKKRジャパン代表取締役社長の平野博文は、「カルソニックカンセイは、高品質の製品を世界最大手の自動車メーカーへ供給するトップクラスの自動車部品メーカーです。KKRは、カルソニックカンセイ経営陣のパートナーとして、同社の成長目標達成の支援を目指すとともに、当社のグローバルネットワークと業界における知見を、カルソニックカンセイが世界的な成功を続けていくために活用していく所存です。」と述べた。
KKRは本件について、同社のアジアファンド?からの投資を行う。KKRは、2010年より、同社の汎地域的なプライベート・エクイティ・ファンドを通じて、日本への投資を行ってきた。同社は、アジア地域において、今までも、そしてこれからも、日本に重点を置いていく。これまで、KKRは、日本において、大手人材サービス企業のインテリジェンス、パナソニックが事業分離したヘルスケア事業を行うパナソニック ヘルスケア、パイオニアが事業分離したDJ機器事業を行うパイオニアDJの3つの企業買収を完了させた。
カテゴリー: F1 / 日産 / SUPER GT
カルソニックカンセイは、内装、空調システム、コンプレッサー、排気システム、電製部品などを扱う大手自動車部品メーカーであり、最大顧客である日産他、ルノー、いすゞ、ダイムラー、ゼネラルモーターズをはじめとした自動車メーカーと取引を行っている。
本TOBに関連して、公開買付者は、カルソニックカンセイの筆頭株主である日産と同社が保有する約41%のカルソニックカンセイ普通株式を取得するための公開買付応募契約を締結した。
カルソニックカンセイの発行済株式(自己株式を除く)が267,882,277株であることから、提示価格に基づくカルソニックカンセイの時価総額は、4,983億円と試算される。
日産のCCO(チーフ・コンペティティブティブ・オフィサー)である山内康裕は、「今回の合意は、我々の重要なパートナーであるカルソニックカンセイの更なる競争力強化を願う日産の意向と、KKRのカルソニックカンセイの将来性に対する高い評価が一致した結果であり、カルソニックカンセイ、及びその株主にとって最良の選択です」と述べた。
KKRのメンバーでKKRジャパン代表取締役社長の平野博文は、「カルソニックカンセイは、高品質の製品を世界最大手の自動車メーカーへ供給するトップクラスの自動車部品メーカーです。KKRは、カルソニックカンセイ経営陣のパートナーとして、同社の成長目標達成の支援を目指すとともに、当社のグローバルネットワークと業界における知見を、カルソニックカンセイが世界的な成功を続けていくために活用していく所存です。」と述べた。
KKRは本件について、同社のアジアファンド?からの投資を行う。KKRは、2010年より、同社の汎地域的なプライベート・エクイティ・ファンドを通じて、日本への投資を行ってきた。同社は、アジア地域において、今までも、そしてこれからも、日本に重点を置いていく。これまで、KKRは、日本において、大手人材サービス企業のインテリジェンス、パナソニックが事業分離したヘルスケア事業を行うパナソニック ヘルスケア、パイオニアが事業分離したDJ機器事業を行うパイオニアDJの3つの企業買収を完了させた。
カテゴリー: F1 / 日産 / SUPER GT