NASCARカップシリーズで史上最大の28台が絡むクラッシュ
タラデガのコースは、NASCARカップシリーズ史上最大のクラッシュで大きな打撃を受けた。

タラデガでは、ビッグ・ワンがいつ起こるかという問題ではなく、いつ起こるかが問題だ。188周のレースで5周が終了した時点で、オースティン・シンドリックとリッキー・ステンハウス・ジュニアがトップを走り、トッド・ギリアンが周回遅れになる中、各車がポジション争いを繰り広げていた。

他の車がギリアランドを追い越して通り過ぎる中、シンドリックは集団から大きく抜け出し、ブラッド・ケセロウスキーの元#2ペンスカーマシンにジョーイ・ロガーノの#22ペンスカーマシンが押し込まれ、シンドリックはスピンし、その後ろに他の車が続いた。

クラッシュには合計28台が巻き込まれ、これはカップシリーズでクラッシュした車の中で最も多い数字である。

2002年、ブッシュシリーズ(現Xフィニティ)でもタラデガで30台近くが事故に巻き込まれたが、この大クラッシュはカップシリーズの記録である。

リッキー・ステンハウス・ジュニアは、デイトナ500に続く今シーズン2勝目を挙げたが、すでに敗退が決定していたためプレーオフの次のラウンドには進めず、カイル・ラーソンはステンハウスと2位のケセロウィスキーのタイム差わずか0.006秒差で4位、ウィリアム・バイロンが3位となった。



このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / NASCAR