NASCARの黒人差別問題、FBIは「ウォレスを標的にしたものではない」
先週末のNASCARで、黒人ドライバーであるババ・ウォレス(ダレル・ウォレス)のガレージから引き結びと呼ばれる絞首刑などに用いられるロープが見つかる事件があったが、FBIは“ババ・ウォレスが標的ではなかった”と結論付けた。

アメリカでは、米北部ミネアポリスで、警官から首を膝で押さえつけられ、助けを求めながら死亡した黒人男性のジョージ・フロイドさんの死亡する事件が発生。米国および世界中で抗議活動を生んだ。

NASCARで唯一の黒人ドライバーであるバナ・ウォレスは、今月始めにサーキットや関連施設での米国南北戦争時の南部連合国旗を禁止するべく、NASCARに働きかけるなど活動を続けていた。

最初にロープを発見したのはババ・ウォレスのチームメンバーで、即座に報告を受けたNASCARは「ただちに捜査を開始しており、犯人をこのスポーツから排除する」と激怒し、FBIと協力して調査にあたっていた。

しかし、FBIは今回のロープはウォレスを標的としたものではなかったと結論付けた。

「FBIはロープの調査を完了し、ババ・ウォレスはこの行動の標的ではなかったと結論付けた。画像は、ロープが2019年10月以来そこにあったことを示している」と NASCARは声明で述べていた。

10月のレースを最後に誰もそのガレージにいなかったので、ロープが事前に発見されなかったことは不思議ではない。したがって、ババ・ウォレスのチームがガレージに到着したとき、ロープはまだそこにあった。

NASCARではいつものようにガレージ4番はギリギリでババウォレスに割り当てられた。そのため、誰かが10月にそれを知ることができなかった。だが、ロープがなぜそこにあったのかは不明なままとなっている。

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カテゴリー: F1 / NASCAR