映画『F1/エフワン』サントラにBLACKPINKロゼが参加 新曲「Messy」公開

ニュージーランド出身のロゼは、映像の中で夜の都会を歩き、煌めく通りを颯爽と歩く姿や高層ビルのテラスに寄りかかる場面など、洗練されたビジュアルで魅せている。ミュージックビデオには映画『F1/エフワン』のシーンも差し込まれており、青い照明の部屋で床に座りながら、紙吹雪の中で力強く歌い上げる姿が印象的だ。
「Baby, let’s get messy, let’s get all the way undone(ねえ、めちゃくちゃになろう すべてを脱ぎ捨てて)/Come over and chase me like I’ve never been touched(まるで初めて触れるみたいに追いかけて)」「Baby, I’m obsessed with you, and there’s no replica(ねえ、あなたに夢中なの 代わりなんていない)/If it’s messy, then you know it’s really love(ぐちゃぐちゃでも それが本当の愛なの)」と、ピアノとアンセミックな打楽器に乗せて歌うこの楽曲は、ロゼの繊細かつ情熱的な表現力が際立つバラードとなっている。
「Messy」は、ロゼが作詞に参加し、Cleo Tighe(クレオ・タイ)、Delacey(デレイシー)、Matthew James Burns(マシュー・ジェームス・バーンズ)、Peter Rycroft(ピーター・ライクロフト/Lostboy)らとともに制作された。
この曲は、5月1日にAtlantic Recordsから発表された映画『F1/エフワン』のサウンドトラックの収録曲のひとつで、ロゼのほかにも多数のスターが名を連ねている。エド・シーラン、テイト・マクレー、RAYE、バーナ・ボーイ、ロディ・リッチ、ドム・ドーラ、クリス・ステイプルトン、ティエスト、セクシー・レッド、マイク・タワーズ、マディソン・ビアー、ペギー・グーなど豪華アーティストが参加しており、サウンドトラックの完成度に期待が高まる。
なお、ドン・トリヴァーとドージャ・キャットも、4月下旬にシングル「Lose My Mind」を映画『F1/エフワン』向けにリリースしている。
映画『F1/エフワン』はジョセフ・コシンスキー監督のもと、ブラッド・ピット、ハビエル・バルデム、ダムソン・イドリスらが出演。公開は6月27日で、同日にサウンドトラック全編もリリースされる。
ロゼにとって「Messy」は、昨年12月にリリースされたソロデビューアルバム『Rosie』以来の新曲となる。同作はBillboard 200で3位を記録し、ブルーノ・マーズとのコラボ曲「APT.」はBillboard Global 200で12週連続1位を獲得した大ヒットとなった。
BLACKPINKの活動としては、2023年のワールドツアー「Born Pink」以来となる再結成が予定されており、ロゼは2月の時点で「新曲の制作が進んでいる」と語っていた。グループはこの夏に新たなワールドツアーを実施する計画で、5月5日にニューヨークで行われた2025年メットガラには、ロゼ、ジェニー、リサの3人が出席して話題を集めた。
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