【動画】 F1バルセロナテスト 3日目 ダイジェスト
2019年のF1プレシーズンテストが2月20日(水)にスペイン・バルセロナのカタロニア・サーキットで3日目を迎え、トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトがトップタイムを記録した。
F1テストも3日目に突入。ドライバーは一巡し、1日交代で走行を割り当てているチームは初日に走行を担当したドライバーが2度目の機会を迎えた。
午前中にはキミ・ライコネン(アルファロメオ・ザウバー)が1分18秒の壁を破り、1分17秒762をマーク。そして、終了間際にはダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)がそのタイムを0.058秒上回り、3日間の総合トップタイムとなる1分17秒704を記録した。
だが、二人はピレリの最も軟らかいC5コンパウンドでのタイム。注目はルノーのダニエル・リカルドかもしれない。午後だけの走行となったリカルドだが、C4コンパウンドで初日のセバスチャン・ベッテルのタイムに0.003秒差まで迫る1分18秒164をマーク。ただし、フェラーリはもう一段軟らかいC3でタイムを記録している。
メルセデス勢はこの日も硬いコンパウンドでロングランに集中。昨年もメルセデスは1回目のテストでは硬い方のタイヤで同じようなプログラムを実施。2回目のテストから大爆発しただけにまだポテンシャルはまったくわからない。
ハースF1チームは技術トラブルが目立ち、午前と午後で赤旗の原因となった。
また、午後にはウィリアムズのガレージに注目が集まった。FW42の完成の遅れでこれまで走れていなかったウィリアムズだが、早朝にファクトリーからマシンが到着。午前中にはエンジンの初始動を済ませ、午後にはジョージ・ラッセルがステアリングを握って初走行。大きなトラブルはなく23周を走行した。
走行を担当したジョージ・ラッセルは「やっとFW42を運転することができてとても嬉しい。今日は純粋にインストールラップ、クルマのシェイクダウン、データ収集に焦点を置いた。僕たちの焦点はパフォーマンスランではなかったので、クルマの全体的なポテンシャルは判断できないけど、明日僕たちが丸一日走行できることに興奮している」と述べた。
ピレリは、2019年のF1世界選手権から新しいタイヤ命名システムを導入。ドライコンパウンドは7種類から5種類への削減され、内部的に最も硬いものをC1(コンパウンド1)、最も柔らかいものをC5(コンパウンド5)と名付け、その中から3つのコンパウンドを各レースでハード(ホワイト)、ミディアム(イエロー)、ソフト(レッド)として配分する。 公式テストではレースとは異なり、5種類すべてのコンパウンドが使用するため、F1マシンがどのタイヤを装着しているかを識別しやくすくするため、ピレリは最も硬いC1と最も柔らかいC5にサイドウォールにストライプをつけないカラーリングを採用ししている。
F1バルセロナテスト最終日 担当ドライバー
メルセデス:ルイス・ハミルトン (AM) / バルテリ・ボッタス (PM)
フェラーリ:シャルル・ルクレール
レッドブル:ピエール・ガスリー
ルノー:ダニエル・リカルド(AM) / ニコ・ヒュルケンベルグ(PM)
マクラーレン:ランド・ノリス
トロロッソ:アレクサンダー・アルボン
ウィリアムズ:ロバート・クビサ(AM) / ジョージ・ラッセル(PM)
レーシングポイント:ランス・ストロール
アルファロメオ:アントニオ・ジョビナッツ
ハース:ケビン・マグヌッセン
カテゴリー: F1 / F1動画
F1テストも3日目に突入。ドライバーは一巡し、1日交代で走行を割り当てているチームは初日に走行を担当したドライバーが2度目の機会を迎えた。
午前中にはキミ・ライコネン(アルファロメオ・ザウバー)が1分18秒の壁を破り、1分17秒762をマーク。そして、終了間際にはダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)がそのタイムを0.058秒上回り、3日間の総合トップタイムとなる1分17秒704を記録した。
だが、二人はピレリの最も軟らかいC5コンパウンドでのタイム。注目はルノーのダニエル・リカルドかもしれない。午後だけの走行となったリカルドだが、C4コンパウンドで初日のセバスチャン・ベッテルのタイムに0.003秒差まで迫る1分18秒164をマーク。ただし、フェラーリはもう一段軟らかいC3でタイムを記録している。
メルセデス勢はこの日も硬いコンパウンドでロングランに集中。昨年もメルセデスは1回目のテストでは硬い方のタイヤで同じようなプログラムを実施。2回目のテストから大爆発しただけにまだポテンシャルはまったくわからない。
ハースF1チームは技術トラブルが目立ち、午前と午後で赤旗の原因となった。
また、午後にはウィリアムズのガレージに注目が集まった。FW42の完成の遅れでこれまで走れていなかったウィリアムズだが、早朝にファクトリーからマシンが到着。午前中にはエンジンの初始動を済ませ、午後にはジョージ・ラッセルがステアリングを握って初走行。大きなトラブルはなく23周を走行した。
走行を担当したジョージ・ラッセルは「やっとFW42を運転することができてとても嬉しい。今日は純粋にインストールラップ、クルマのシェイクダウン、データ収集に焦点を置いた。僕たちの焦点はパフォーマンスランではなかったので、クルマの全体的なポテンシャルは判断できないけど、明日僕たちが丸一日走行できることに興奮している」と述べた。
2019年 F1 バルセロナテスト 3日目 結果
● C1 / ○ C2 / ● C3 / ● C4 / ○ C5
Pos | ドライバー | チーム | マシン | タイム | GAP | 周回 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ダニール・クビアト | トロロッソ | STR14 | 1分17秒704 ○ | 137 | |
2 | キミ・ライコネン | アルファロメオ | C38 | 1分17秒762 ○ | 0.058 | 138 |
3 | ダニエル・リカルド | ルノー | R.S.19 | 1分18秒164 ● | 0.460 | 80 |
4 | セバチャン・ベッテル | フェラーリ | SF90 | 1分18秒350 ● | 0.646 | 134 |
5 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | RB15 | 1分18秒787 ● | 1.003 | 109 |
6 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | R.S.19 | 1分18秒800 ● | 1.096 | 63 |
7 | ロマン・グロージャン | ハース | VF-19 | 1分19秒060 ● | 1.356 | 69 |
8 | ピエトロ・フィッティパルディ | ハース | VF-19 | 1分19秒249 ● | 1.545 | 48 |
9 | カルロス・サインツ | マクラーレン | MCL34 | 1分19秒354 ● | 1.650 | 90 |
10 | セルジオ・ペレス | レーシングポイント | RP19 | 1分20秒102 ● | 2.398 | 67 |
11 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | W10 | 1分20秒693 ● | 2.989 | 88 |
12 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | W10 | 1分20秒818 ● | 3.114 | 94 |
13 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ | FW42 | 1分25秒625 ● | 7.921 | 23 |
ピレリは、2019年のF1世界選手権から新しいタイヤ命名システムを導入。ドライコンパウンドは7種類から5種類への削減され、内部的に最も硬いものをC1(コンパウンド1)、最も柔らかいものをC5(コンパウンド5)と名付け、その中から3つのコンパウンドを各レースでハード(ホワイト)、ミディアム(イエロー)、ソフト(レッド)として配分する。 公式テストではレースとは異なり、5種類すべてのコンパウンドが使用するため、F1マシンがどのタイヤを装着しているかを識別しやくすくするため、ピレリは最も硬いC1と最も柔らかいC5にサイドウォールにストライプをつけないカラーリングを採用ししている。
F1バルセロナテスト最終日 担当ドライバー
メルセデス:ルイス・ハミルトン (AM) / バルテリ・ボッタス (PM)
フェラーリ:シャルル・ルクレール
レッドブル:ピエール・ガスリー
ルノー:ダニエル・リカルド(AM) / ニコ・ヒュルケンベルグ(PM)
マクラーレン:ランド・ノリス
トロロッソ:アレクサンダー・アルボン
ウィリアムズ:ロバート・クビサ(AM) / ジョージ・ラッセル(PM)
レーシングポイント:ランス・ストロール
アルファロメオ:アントニオ・ジョビナッツ
ハース:ケビン・マグヌッセン
カテゴリー: F1 / F1動画