【動画】セバスチャン・ベッテル、トップ快走中にクラッシュリタイア
セバスチャン・ベッテルは、トップ快走していたF1ドイツGPの決勝のレース終盤、濡れた路面で単独クラッシュ。母国レースをリタイアで終えることになった。

ポールポジションからスタートしたセバスチャン・ベッテルは、序盤はトップでレースをコントロール。戦略の違いで一時はキミ・ライコネンの後ろで耐える時間はあったものの、チームオーダーで前に出て以降は勝利は確実かと思われた。

しかし、レース終盤にサーキットには局地的な雨が。セバスチャン・ベッテルは67周のレースの57周目にスタジアムセクションでコーナーを曲がり切れずにウォールにクラッシュ。まさかのクラッシュでレースを終えた。

テレビクルーからこのような悲劇的な結果をどのように処理するかと質問されたセバスチャン・ベテルは「僕はウォールにいた。そして、そこから抜け出せないことを理解した。あなたならそれをどのように処理する?」と逆に質問だ。

「大きなミスだったとは思わないけど、リタイアすることになったので大きな影響があった。でも、今夜眠れないほどではない。自分のミスだからね」

「その時点まではすべてがスイートだったのでがっかりしている。僕たちに雨は必要なかったね」

セバスチャン・ベッテルは、ポールポジションを獲得して、レースをリードした今週末のフェラーリのパフォーマンスをポジティブに受け止めていると語る。

「僕たちには強いクルマがあるし、自信を持っていいと思う。他の誰よりもね」とセバスチャン・ベッテルはコメント。

「とてもポジティブな週末だった。そのたったひとつの瞬間だし、僕のミスだった。チームに謝らなければならない。彼らはすべてを正しくやっていたし、僕に委ねられていた。小さなミスだったけど、大きな失望になった」

レースではルイス・ハミルトンが優勝し、チャンピオンシップの首位を奪還。残り10レースでベッテルとの差は17ポイントとなった。

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