F1 スペイングランプリ 2018年のF1世界選手権
2018年のF1世界選手権 第5戦 スペインGPのフリー走行1回目が11日(金)にバルセロナのカタロニア・サーキットで行われた。

フライアウェイの開幕4戦を終え、ヨーロッパラウンドの緒戦となるスペインGP。舞台は冬季テストの舞台となったカタロニア・サーキット。あらゆるコース特性が揃っており、マシンの総合力が問われるサーキットとなっている。

例年通り、F1スペインGPは各チームが大小さまざまなアップデートを投入。マクラーレンの奇抜なノーズ、フェラーリのヘイローに装着したバックミラー、レッドブルのバージボード周りなど見た目的にも大幅な変更を施しているチームもいる。

風の強いコンディションで行われたフリー走行1回目では、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、バルテリ・ボッタス(メルセデス)、ロマン・グロージャン(ハース)、ブレンドン・ハートレー(トロロッソ・ホンダ)など多くのドライバーがコースを喫している。

開始45分時点でダニエル・リカルド(レッドブル)がターン4の立ち上がりでコントロールを失いウォールにクラッシュ。バーチャルセーフティカーが導入された。リカルドは左フロントのサスペンションを壊して、11周で走行を終えることになった。残り30分が経過した時点ではランス・ストロール(ウィリアムズ)がターン5でウォールにクラッシュ。このセッション2度目のバーチャルセーフティカーが導入された。直前には8年ぶりのグランプリ週末での走行となったロバート・クビサも派手にスピンを喫している。

また、ケビン・マグヌッセン(ハース)がシャルル・ルクレールの走行を妨害したとして叱責処分となった。

フリー走行1回目のトップタイムはメルセデスのバルテリ・ボッタスがソフトタイヤで記録した1分18秒148。2番手は0.849秒差でチームメイトのルイス・ハミルトン。ハミルトンもソフトタイヤでのタイムであり、メルセデスが1-2。3番手タイムは0.950秒差でスーパーソフトでセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が記録。4番手にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、5番手にはキミ・ライコネン(フェラーリ)が続いた。

トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが10番手タイム、ブレンドン・ハートレーが18番手タイムでセッションを終えた。

2018年 F1スペインGP 動画:フリー走行1回目

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カテゴリー: F1 / F1動画 / F1スペインGP