MotoGP 2016 第6戦 結果
MotoGP 第6戦イタリアGPの決勝レースが22日、ムジェロ・サーキットで行われ、ポイントリーダーのホルヘ・ロレンソが僅少さ競り勝ち、前戦フランスGPに続き、2戦連続3勝目。最高峰クラスで43勝目、当地で2年連続6勝目、キャリア通算64勝目を挙げ、キャリア通算140度目の表彰台を獲得した。

気温26度、路面温度48度のドライコンディションの中、5番グリッドのホルヘ・ロレンソは、ホールショットを決めてレースをリード。

終盤には、後方から追走してきた4番グリッドのマルク・マルケスとのバトルを繰り広げ、ゴールライン直前で逆転。0.019秒差で競り勝った。

3番グリッドのアンドレア・イアンノーネは、スタートで出遅れたが、プラクティスで掴んだレースペースで追い上げて、4.742秒差の3位。今季2度目の表彰台を獲得すれば、7番グリッドのダニ・ペドロサは、4.910秒差の4位。13番グリッドのアンドレア・ドビツィオーゾは、5位まで挽回。

ウォームアップ走行で今季初の1番手に進出した2番グリッドのマーベリック・ビニャーレス、8番グリッドのブラドリー・スミス、9番グリッドのダニロ・ペトルッチ、6番グリッドのアレイシ・エスパルガロ、11番グリッドのミケーレ・ピロがトップ10入り。

16番グリッドのカル・クラッチロー、15番グリッドのエクトル・バルベラ、18番グリッドのユージン・ラバティ、20番グリッドのステファン・ブラドル、14番グリッドのポル・エスパルガロがポイント圏内に進出。12番グリッドのヨニー・エルナンデェスは、ジャンプスタートでライドスルーのペナルティが科せられて16位。

ポールポジションのバレンティーノ・ロッシは、2番手走行中の10ラップ目にエンジンが破損したことから戦列から離脱。

17番グリッドのジャック・ミラー、19番グリッドのアルバロ・バウティスタ、21番グリッドのロリス・バスは、1ラップ目に接触転倒。10番グリッドのスコット・レディングは、水温の問題でリタイアを強いられた。

チャンピオンシップは、ポイントリーダーのロレンソが総合2位のマルケスに対して、アドバンテージを10ポント差に広げた。

次戦カタルーニャGPは、バルセロナ‐カタルーニャ・サーキットで6月3日に開幕、5日に決勝レースが行われる。

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カテゴリー: F1 / MotoGP