MotoGP | ホンダ 最終戦 バレンシアGP プレビュー
2018年シーズンのMotoGP 最終戦となるバレンシアGPが、11月16日(金)~18日(日)の3日間、バレンシア・サーキットで開催される。バレンシアGPは1999年に第1回大会が開催され、2002年からは最終戦の舞台として定着。今年で20回目を迎える。シーズンで最も観客が集まる大会の一つで、今年も3日間で20万人を超える大観衆が集まることが予想される。
バレンシア・サーキットは、一周が4.005kmのテクニカルコース。スペインGPが開催されるヘレス、マレーシアGPが開催されるセパン同様、ウインターテストの舞台としても定着している。そのため、ライダーの経験値が高く、チームの持つデータも豊富で、初日からレベルの高い走りが繰り広げられる。
コースの特徴は、左回りで低中速コーナーが連続し、メインストレートを除いて、常にマシンがどちらかにバンクしている難易度の高いレイアウト。また、この時期のバレンシアは不安定な天候が多く、例年、チームの総合力が要求される。これまでも、ファンの脳裏に刻まれる名勝負が数多く繰り広げられてきた。
史上初の全19戦で争われた2018年シーズン。第16戦日本GPでは、マルク・マルケス(Repsol Honda Team)が3年連続5回目のタイトルを獲得。前戦マレーシアGPでは、Hondaが3年連続24回目のコンストラクターズタイトルを獲得した。そして最終戦バレンシアGPは、2位のMovistar Yamaha MotoGPに39ポイント差をつけ、2年連続9回目のチームタイトルに王手をかけているRepsol Honda Teamによる2年連続三冠獲得への期待が膨らんでいる。
2年連続5回目のタイトルを獲得し、ホームグランプリに凱旋することになるマルケスは、最終戦バレンシアGPでファンの期待にこたえるべく、シーズン8回目のポールポジションと10勝目に挑む。
過去マルケスは、10年の大会で125ccクラスでチャンピオンを獲得。Moto2クラスでは、タイトルを獲得して迎えた12年の大会で、最後尾スタートから優勝するという伝説的なレースを披露して世界中を驚愕させました。MotoGPクラスにスイッチした13年は、タイトル争いが最終戦までもつれ込む中で3位表彰台に立ち、史上最年少でチャンピオンに。14年はシーズン最多優勝記録となる13勝目を挙げ、史上最年少で連覇を達成した。16年は日本GPでタイトルを決め、最終戦バレンシアGPに凱旋し2位。昨年はアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)とのタイトル争いが最終戦での決着となり、タイトル王手で迎えたレースで、3位表彰台に立って見事チャンピオンに輝き、地元ファンを喜ばせました。3年連続5回目のタイトル獲得は史上最年少記録であり、マルケスは今年もすばらしい記録を樹立している。
バレンシアGPで数々のドラマを生んできたマルケス。すでにタイトルを獲得し、プレッシャーから解放されて挑む今年の大会は、14年以来の優勝に挑む。
チームメートのダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、今大会が現役最後のレースとなる。今年は18戦を終えてここまで表彰台はないが、ラストランとなるバレンシアGPは、ファンの大声援の中で今季ベストリザルトを目指す。前戦マレーシアGPでは、今季4回目の5位でフィニッシュ。表彰台にはあと一歩届かなかったが、チームタイトルに大きく貢献した。
これまでバレンシアGPでは、125ccクラスで1勝、250ccクラスで2勝、最高峰クラスでは、07年、09年、12年、そして昨年の大会では4度目の大会制覇を達成した。優勝は逃すも、13年は2位、14年は3位、15年も3位と表彰台に立ってきたペドロサ。シーズンを通じて最も得意とするサーキットの一つだけに、ラストランとなる今年は、優勝、表彰台を獲得して地元ファンの声援にこたえる意気込みだ。
総合7位につけるカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)は、第17戦オーストラリアGPのフリー走行で右足首を骨折し、オーストラリアGPの決勝レース、第18戦マレーシアGPを欠場。今大会も欠場することになった。前戦マレーシアGPに代役出場したステファン・ブラドルが今大会も、カルの代役を務める。ブラドルは、前戦マレーシアGPを13位でフィニッシュ。今大会もポイント獲得とベストリザルトを目指す。
総合14位につけるフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、後半戦に入って6戦連続でポイントを獲得と、調子を上げている。Moto2時代は同地で16年に3位、17年に2位と連続で表彰台を獲得。今大会はオーストラリアGPの8位をしのぐベストリザルトと、ルーキー・オブ・ザ・イヤー獲得を目指す。
総合20位の中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、日本、オーストラリア、マレーシアと続く3連戦でポイントを獲得した。しかし、自身としては納得するにはほど遠いレースが続いている。最終戦バレンシアGPは、応援してくれるファンとチームの期待にこたえる意気込みで、予選、決勝ともにトップ10を目指す。
Honda RC213V勢でシーズンを通して最も苦戦しているトーマス・ルティ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、来季はMoto2クラスにスイッチすることが決まっている。今大会で、MotoGPクラスのチャレンジにとりあえずの終止符を打つルティ。MotoGPクラス最後のレースで、念願のポイント獲得に挑む。
マルク・マルケス(MotoGP チャンピオン)
「数日前に、地元で家族やファンクラブの人たちにタイトル獲得を祝ってもらうことができました。次はバレンシアGPですべてのファンとともにチャンピオン獲得を祝うのを楽しみにしています。今年は、タイトルの行方が最終戦決着となった昨年のようなプレッシャーはありません。でも、メンタルは全く同じ状態です。なぜならいいかたちでシーズンを終えることが目標だからです。Repsol Honda Teamはチームタイトルに王手をかけています。それを獲得するために、ベストを尽くします。そして三冠達成を目指します。これは僕たちやHondaにとって大事なことであり、達成できれば、完ぺきなシーズンの締めくくりになります。今の勢いを失いたくありません。いつものようにレースウイークに集中し、努力し、日曜日は優勝争いをしたいと思います」
カル・クラッチロー(MotoGP 総合7位)
「まず、フィリップアイランドでケガをしてから温かい言葉をかけてくれたすべての人たちに感謝しています。サーキットのメディカルスタッフ、LCR Honda CASTROL Team、HRC、そしてメルボルンの病院にいるときにお見舞いに来てくれたすべての人に感謝しています。特に妻のルーシーは飛行機で駆けつけてくれて、12日間も一緒にいてくれました。チームマネージャーのルーチョもマレーシアに行くまで、毎日僕と過ごしてくれました。メルボルンではすばらしい外科医に恵まれました。転倒した際、脛骨、腓骨、そして距骨などを骨折し、手術は3時間半に及びました。人工骨、2つのメタルプレート、そして8本のスクリューで固定されました。通常、このケガが治るには12か月かかります。バレンシアGPに戻ってこれると思っていましたが、今回はそうはいきませんでした。6週間、足首に全く体重を乗せられませんが、回復していますし、今は理学療法も受けています。今週はサイクリングを始めてみます。2019年2月のセパンへ向けて、準備をするのが楽しみです。LCR Honda TeamやHRCと、今年もすばらしいシーズンを過ごすことができました。2019-2020シーズンはもっとすばらしい思い出が作れることを楽しみにしています。バレンシアでは僕のチームはもちろん、MotoGPのグリッドに並ぶすべての選手の幸運を願っています。ファンの一人として、今週末、最高のモータースポーツチャンピオンシップを現地で観戦することを楽しみにしています」
ダニ・ペドロサ(MotoGP 総合11位)
「バレンシアが特別なレースになることは間違いありません。僕の最後のレースになるからです。そのため、いつもと気分は違います。また多くのファンや友人、そして家族が来て一緒に過ごすことになるので、忙しくなりそうです。しかし、マシンに乗ったら完全にライディングに集中します。バレンシアは最も好きなサーキットの一つであり、日曜日はできる限りいい結果を残したいと思います」
フランコ・モルビデリ(MotoGP 総合14位)
「バレンシアがとても楽しみです。なぜならルーキー・オブ・ザ・イヤーのタイトルを獲得するために、とても重要なレースになるからです。これは今シーズン、僕の一番大きい目標でした。今週末にそれを達成できれば、シーズンを通して、チームと一生懸命がんばってきた努力がすばらしいかたちで報われることになります。バレンシアはとても好きなサーキットです。僕やHondaと相性がいいと思うので、とても楽しみです」
中上貴晶(MotoGP 総合20位)
「今シーズンの最終ラウンドを迎えることが信じられません。今年はMotoGPクラスでの最初のシーズンでしたが、正直、もう少しいい結果を期待していました。でも多くを学ぶことができました。これは来年のチャンピオンシップに向けてとても重要なことです。Moto2時代の過去2年間は、ここでいいレースをすることができました。バレンシアのレイアウトは好きです。しかし、RC213Vでは全く違った感じになると思います。過去4戦の遠征シリーズは、全体的にあまり満足のいくものではありませんでしたが、バレンシアではいいレースができることを願っています」
ステファン・ブラドル(MotoGP 総合24位)
「バレンシアで再びLCRに戻ることができてうれしいです。セパンのときのようないいパフォーマンスをするチャンスが巡ってきたからです。今週末は、予報ではかなり変わりやすい天気になりそうなので、難しいレースになりそうです。でも、マレーシアでパフォーマンスを引き続き発揮できることを願っています。HRC、そしてLCRの一員として再びレースに出場できることを楽しみにしています。なにができるか様子を見たいですし、今週のチャレンジが楽しみです。このような機会を与えてくれたHRCとルーチョに感謝したいと思います。カルが早く回復すること、そして早く彼が自分のマシンに戻ってくることを願っています」
トーマス・ルティ(MotoGP 総合28位)
「残り1レースになりました。今週末も、いいレースにするために全力を尽くします。バレンシアはとてもテクニカルで好きなサーキットなので、とても楽しみです。来年はMoto2クラスに戻って新しいシーズンになります。とりあえず、MotoGPクラスで最後のレースになるので、今週末は力強いフィニッシュをしたいと思います」
カテゴリー: F1 / MotoGP
バレンシア・サーキットは、一周が4.005kmのテクニカルコース。スペインGPが開催されるヘレス、マレーシアGPが開催されるセパン同様、ウインターテストの舞台としても定着している。そのため、ライダーの経験値が高く、チームの持つデータも豊富で、初日からレベルの高い走りが繰り広げられる。
コースの特徴は、左回りで低中速コーナーが連続し、メインストレートを除いて、常にマシンがどちらかにバンクしている難易度の高いレイアウト。また、この時期のバレンシアは不安定な天候が多く、例年、チームの総合力が要求される。これまでも、ファンの脳裏に刻まれる名勝負が数多く繰り広げられてきた。
史上初の全19戦で争われた2018年シーズン。第16戦日本GPでは、マルク・マルケス(Repsol Honda Team)が3年連続5回目のタイトルを獲得。前戦マレーシアGPでは、Hondaが3年連続24回目のコンストラクターズタイトルを獲得した。そして最終戦バレンシアGPは、2位のMovistar Yamaha MotoGPに39ポイント差をつけ、2年連続9回目のチームタイトルに王手をかけているRepsol Honda Teamによる2年連続三冠獲得への期待が膨らんでいる。
2年連続5回目のタイトルを獲得し、ホームグランプリに凱旋することになるマルケスは、最終戦バレンシアGPでファンの期待にこたえるべく、シーズン8回目のポールポジションと10勝目に挑む。
過去マルケスは、10年の大会で125ccクラスでチャンピオンを獲得。Moto2クラスでは、タイトルを獲得して迎えた12年の大会で、最後尾スタートから優勝するという伝説的なレースを披露して世界中を驚愕させました。MotoGPクラスにスイッチした13年は、タイトル争いが最終戦までもつれ込む中で3位表彰台に立ち、史上最年少でチャンピオンに。14年はシーズン最多優勝記録となる13勝目を挙げ、史上最年少で連覇を達成した。16年は日本GPでタイトルを決め、最終戦バレンシアGPに凱旋し2位。昨年はアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)とのタイトル争いが最終戦での決着となり、タイトル王手で迎えたレースで、3位表彰台に立って見事チャンピオンに輝き、地元ファンを喜ばせました。3年連続5回目のタイトル獲得は史上最年少記録であり、マルケスは今年もすばらしい記録を樹立している。
バレンシアGPで数々のドラマを生んできたマルケス。すでにタイトルを獲得し、プレッシャーから解放されて挑む今年の大会は、14年以来の優勝に挑む。
チームメートのダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、今大会が現役最後のレースとなる。今年は18戦を終えてここまで表彰台はないが、ラストランとなるバレンシアGPは、ファンの大声援の中で今季ベストリザルトを目指す。前戦マレーシアGPでは、今季4回目の5位でフィニッシュ。表彰台にはあと一歩届かなかったが、チームタイトルに大きく貢献した。
これまでバレンシアGPでは、125ccクラスで1勝、250ccクラスで2勝、最高峰クラスでは、07年、09年、12年、そして昨年の大会では4度目の大会制覇を達成した。優勝は逃すも、13年は2位、14年は3位、15年も3位と表彰台に立ってきたペドロサ。シーズンを通じて最も得意とするサーキットの一つだけに、ラストランとなる今年は、優勝、表彰台を獲得して地元ファンの声援にこたえる意気込みだ。
総合7位につけるカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)は、第17戦オーストラリアGPのフリー走行で右足首を骨折し、オーストラリアGPの決勝レース、第18戦マレーシアGPを欠場。今大会も欠場することになった。前戦マレーシアGPに代役出場したステファン・ブラドルが今大会も、カルの代役を務める。ブラドルは、前戦マレーシアGPを13位でフィニッシュ。今大会もポイント獲得とベストリザルトを目指す。
総合14位につけるフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、後半戦に入って6戦連続でポイントを獲得と、調子を上げている。Moto2時代は同地で16年に3位、17年に2位と連続で表彰台を獲得。今大会はオーストラリアGPの8位をしのぐベストリザルトと、ルーキー・オブ・ザ・イヤー獲得を目指す。
総合20位の中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、日本、オーストラリア、マレーシアと続く3連戦でポイントを獲得した。しかし、自身としては納得するにはほど遠いレースが続いている。最終戦バレンシアGPは、応援してくれるファンとチームの期待にこたえる意気込みで、予選、決勝ともにトップ10を目指す。
Honda RC213V勢でシーズンを通して最も苦戦しているトーマス・ルティ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、来季はMoto2クラスにスイッチすることが決まっている。今大会で、MotoGPクラスのチャレンジにとりあえずの終止符を打つルティ。MotoGPクラス最後のレースで、念願のポイント獲得に挑む。
マルク・マルケス(MotoGP チャンピオン)
「数日前に、地元で家族やファンクラブの人たちにタイトル獲得を祝ってもらうことができました。次はバレンシアGPですべてのファンとともにチャンピオン獲得を祝うのを楽しみにしています。今年は、タイトルの行方が最終戦決着となった昨年のようなプレッシャーはありません。でも、メンタルは全く同じ状態です。なぜならいいかたちでシーズンを終えることが目標だからです。Repsol Honda Teamはチームタイトルに王手をかけています。それを獲得するために、ベストを尽くします。そして三冠達成を目指します。これは僕たちやHondaにとって大事なことであり、達成できれば、完ぺきなシーズンの締めくくりになります。今の勢いを失いたくありません。いつものようにレースウイークに集中し、努力し、日曜日は優勝争いをしたいと思います」
カル・クラッチロー(MotoGP 総合7位)
「まず、フィリップアイランドでケガをしてから温かい言葉をかけてくれたすべての人たちに感謝しています。サーキットのメディカルスタッフ、LCR Honda CASTROL Team、HRC、そしてメルボルンの病院にいるときにお見舞いに来てくれたすべての人に感謝しています。特に妻のルーシーは飛行機で駆けつけてくれて、12日間も一緒にいてくれました。チームマネージャーのルーチョもマレーシアに行くまで、毎日僕と過ごしてくれました。メルボルンではすばらしい外科医に恵まれました。転倒した際、脛骨、腓骨、そして距骨などを骨折し、手術は3時間半に及びました。人工骨、2つのメタルプレート、そして8本のスクリューで固定されました。通常、このケガが治るには12か月かかります。バレンシアGPに戻ってこれると思っていましたが、今回はそうはいきませんでした。6週間、足首に全く体重を乗せられませんが、回復していますし、今は理学療法も受けています。今週はサイクリングを始めてみます。2019年2月のセパンへ向けて、準備をするのが楽しみです。LCR Honda TeamやHRCと、今年もすばらしいシーズンを過ごすことができました。2019-2020シーズンはもっとすばらしい思い出が作れることを楽しみにしています。バレンシアでは僕のチームはもちろん、MotoGPのグリッドに並ぶすべての選手の幸運を願っています。ファンの一人として、今週末、最高のモータースポーツチャンピオンシップを現地で観戦することを楽しみにしています」
ダニ・ペドロサ(MotoGP 総合11位)
「バレンシアが特別なレースになることは間違いありません。僕の最後のレースになるからです。そのため、いつもと気分は違います。また多くのファンや友人、そして家族が来て一緒に過ごすことになるので、忙しくなりそうです。しかし、マシンに乗ったら完全にライディングに集中します。バレンシアは最も好きなサーキットの一つであり、日曜日はできる限りいい結果を残したいと思います」
フランコ・モルビデリ(MotoGP 総合14位)
「バレンシアがとても楽しみです。なぜならルーキー・オブ・ザ・イヤーのタイトルを獲得するために、とても重要なレースになるからです。これは今シーズン、僕の一番大きい目標でした。今週末にそれを達成できれば、シーズンを通して、チームと一生懸命がんばってきた努力がすばらしいかたちで報われることになります。バレンシアはとても好きなサーキットです。僕やHondaと相性がいいと思うので、とても楽しみです」
中上貴晶(MotoGP 総合20位)
「今シーズンの最終ラウンドを迎えることが信じられません。今年はMotoGPクラスでの最初のシーズンでしたが、正直、もう少しいい結果を期待していました。でも多くを学ぶことができました。これは来年のチャンピオンシップに向けてとても重要なことです。Moto2時代の過去2年間は、ここでいいレースをすることができました。バレンシアのレイアウトは好きです。しかし、RC213Vでは全く違った感じになると思います。過去4戦の遠征シリーズは、全体的にあまり満足のいくものではありませんでしたが、バレンシアではいいレースができることを願っています」
ステファン・ブラドル(MotoGP 総合24位)
「バレンシアで再びLCRに戻ることができてうれしいです。セパンのときのようないいパフォーマンスをするチャンスが巡ってきたからです。今週末は、予報ではかなり変わりやすい天気になりそうなので、難しいレースになりそうです。でも、マレーシアでパフォーマンスを引き続き発揮できることを願っています。HRC、そしてLCRの一員として再びレースに出場できることを楽しみにしています。なにができるか様子を見たいですし、今週のチャレンジが楽しみです。このような機会を与えてくれたHRCとルーチョに感謝したいと思います。カルが早く回復すること、そして早く彼が自分のマシンに戻ってくることを願っています」
トーマス・ルティ(MotoGP 総合28位)
「残り1レースになりました。今週末も、いいレースにするために全力を尽くします。バレンシアはとてもテクニカルで好きなサーキットなので、とても楽しみです。来年はMoto2クラスに戻って新しいシーズンになります。とりあえず、MotoGPクラスで最後のレースになるので、今週末は力強いフィニッシュをしたいと思います」
カテゴリー: F1 / MotoGP