MotoGP 2016 最終戦 バレンシアGP
MotoGP 最終戦となる第18戦バレンシアGPのフリー走行は、2年ぶり3回目のタイトルを獲得したマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、FP1、FP2ともに順調にセットアップを進め、2番手で初日を終えた。

1回目のセッションでは、ホルヘ・ロレンソ、バレンティーノ・ロッシのヤマハ勢に続いて3番手タイム。気温も路面温度も上がった午後のセッションでは、決勝を想定してハードタイヤで連続ラップをこなし、ベストタイムではロレンソに続いて2番手だったが、ライバルを圧倒するハイペースで連続して周回をこなし、2年ぶりの大会制覇と今季6勝目に大きく期待が膨らんだ。

この日は、タイヤテストに集中。気温も路面温度も低かった午前のセッションはソフトで周回したが、気温も路面温度も上がった午後のセッションでは、ハードタイヤでセットアップを進めた。

第15戦日本GPでシーズン5勝目を挙げてタイトルを獲得したマルケスだが、第16戦オーストラリアGPと第17戦マレーシアGPでは、表彰台を逃している。それだけに、最終戦バレンシアGPでは、シーズン6勝目を挙げて、チャンピオンに輝いたシーズンを締めくくる意気込みだ。

3戦ぶりの参戦となるチームメートのダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、午前中のセッションは、右鎖骨の状態を確認しなら着実にペースを上げて12番手。午後のセッションも慎重にペースを上げて10番手で初日を終えた。ペドロサは日本GPのフリー走行で転倒し、手術を受けてから1カ月が経過した。体調は万全ではないが、土曜日の予選、日曜日の決勝と、状態を確認しながら、着実にペースを上げていく意気込みだ。

バレンシアGPでの初表彰台と今季3勝目に闘志を燃やすカル・クラッチロー(LCR Honda)は、初日11番手と、思うようにタイムを上げることができなかった。2日目のフリー走行と予選では、初日のデータをしっかり分析し、改善に取り組む。

ジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は14番手、ティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は21番手。バレンシアGPは、タイムが接近する大会となるだけに、土曜日の予選ではさらに上位を目指す。

マルク・マルケス(MotoGP 2番手)
「いい一日になりました。レースウイークでいいスタートを切ることはとても重要で、そういう意味ではポジティブな一日でした。今日はタイヤテストに集中しました。午前中は前後輪ともにソフトタイヤで周回しました。午後は前後輪ともにハードタイヤで周回を重ね、いいステップを刻むことができました。今日の仕事にはとても満足しています。しかし、(ホルヘ)ロレンソ、(バレンティーノ)ロッシのヤマハ勢も高いレベルにいるので、明日も引き続きセットアップを進めなくてはいけません。今日のペースにとても満足しています。明日は、もう少し改善することができると思います」

ダニ・ペドロサ(MotoGP 10番手)
「今日はポジティブな一日でした。しかし、まだ力が不足しているし、痛みもあって、難しい一日でした。予想していたことですが、腕の力を補うために右脚に負担がかかっています。幸い、バレンシアは左周りのコースなので助かっています。そういう状態だったので、今日はそれほどマシンのセットアップを進めることはできませんでした。とにかく、マシンに乗ることに集中しました。今日はケガをしてから初めてのライディングだったので、とても疲れました。明日に向けてしっかり休養を取り、身体の状態を見ながら着実に前進したいです」

カル・クラッチロー(MotoGP 11番手)
「難しい一日でした。今日は何点か試していたのですが、それで時間をロスしてしまいました。思うように走れず快適ではなかったので、明日はいい状態に仕上げたいです。今晩、データをしっかしり確認して、前進しなければいけません。明日は、今日よりも速いペースで走れることは間違いありません。セッション終盤には、いくつかのエリアでペースを上げられました。加えて、ほかの部分も改善できると思います」

ジャック・ミラー(MotoGP 14番手)
「FP1のパフォーマンスには、かなり満足しています。新品のリアタイヤで、いいラップタイムを刻むことができました。何人かがセッション終盤に新品タイヤを使いましたが、午後はみんなが新品タイヤで走り、ペースが上がりました。午前中に比べてラップタイムがよくなり、一歩前進しました。2回目のセッションではほとんどハードタイヤで走り、レースに向けたセットアップに取り組みました。感触は悪くないですし、目標まではそう遠くありません。明日も前進できると思います」

ティト・ラバト(MotoGP 21番手)
「午前中のFP1にはとても満足しています。とてもいいスタートを切ることができましたし、マシンのフィーリングもよかったです。しかし、午後は気温が上がり、誤った方向へ進んでしまいました。フロントのハードタイヤのセッティングに取り組みましたが、快適に走ることはできませんでした。ベストを尽くしましたが、午前中のように、限界までプッシュできるような感触は得られませんでした」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / MotoGP / ホンダF1