MotoGPカタルニアで2度赤旗 アコスタとA・マルケス大事故後にザルコも転倒

最初のレースでは、首位を走っていたアコスタが12周目にバックストレートへ加速する場面で何らかの技術的トラブルに見舞われ、後続のアレックス・マルケスが追突。マルケスは高速でコース外へ弾き出され、マシンは大破した。
首位争いを襲ったアコスタとマルケスの大クラッシュ
アコスタは後続に異常を知らせようと手を上げたが、その直後にマルケスが後方から接触した。両者は一時的に転倒を免れたものの、マルケスは大きくコース外へ逸れ、高速で激しくクラッシュした。
マルケスのマシンから飛散した破片は、VR46のファビオ・ディ・ジャンアントニオにも影響を及ぼし、ラウル・フェルナンデスとヨハン・ザルコも巻き込まれた。ディ・ジャンアントニオはその後、自力で歩いて戻ったが、明らかに痛みを抱えている様子だった。
スプリントを制していたマルケスは当初「意識あり」と発表されたが、コース脇で治療を受けた後、救急車で搬送された。最新の公式発表では「#73 マルケスはさらなる検査のため病院へ搬送された」とされている。
再スタート直後にザルコが転倒、2度目の赤旗
再スタート後も混乱は収まらなかった。ヨハン・ザルコが1コーナーでクラッシュし、その後ルカ・マリーニとフランチェスコ・バニャイアと絡む形となった。
ザルコはバニャイアのドゥカティのリアホイール付近に巻き込まれたように見え、ライダーとマシンがグラベルトラップを跳ねながら進む危険な事故となった。バニャイアとマリーニはすぐにザルコの救助に向かい、全ライダーは意識があると説明された。
MotoGPの最新公式発表では「#5 ザルコはさらなる検査のためメディカルセンターへ搬送された」とされた。その後、LCRホンダも「ヨハン・ザルコはメディカルセンターにおり、重篤な状態ではない。さらなる検査と具体的な情報を待っており、詳細が分かり次第知らせる」と発表している。
再々スタートは12周、出走資格は技術的に維持
2度目の再スタートは、土曜のスプリントと同じ12周で行われる予定となった。最初の再スタートに参加したライダーは、技術的には全員が再々スタートの出走資格を持つ。
一方、最初の赤旗後の時点では、マルケスとエネア・バスティアニーニを除くライダーが再スタート可能とされていた。バスティアニーニはKTMの技術的問題ですでにリタイアしており、アコスタについてはKTMがMotoGP関係者に対し、各トラブルは関連していないと説明したため、再スタートに参加すると見られていた。
当初の再スタートは13周で行われ、11周終了時点の順位を基にグリッドが組まれていた。だが、その再スタートもザルコのクラッシュによって中断され、レースはさらに短縮された12周で仕切り直されることになった。
カテゴリー: F1 / MotoGP
