アレックス・マルケス、レプソル・ホンダで1戦もしないままLCR移籍が決定
ホンダ・レーシング(HRC)は、FIMロードレース世界選手権 MotoGPクラスに参戦しているアレックス・マルケス(24歳 スペイン)と2021年からの2年契約更新に合意し、同選手は、2021年シーズンから「LCR Honda Team(エルシーアール・ホンダ・チーム)」よりMotoGPクラスに参戦することを発表した。

アレックス・マルケスは、2012年にFIMロードレース世界選手権Moto3クラスに参戦し、2014年には同クラスのチャンピオンを獲得。

翌2015年にMoto2クラスへ昇格し、2019年には同クラスのチャンピオンを獲得した。今シーズンは兄のマルク・マルケスとともに、ワークスチーム「Repsol Honda Team(レプソル・ホンダ・チーム)」よりフル参戦する。まだ2020年のMotoGPシーズンは開幕しておらず、アレックス・マルケスはレプソル・ホンダで1戦も戦わないまま2021年の移籍が決定した。

アレックス・マルケス
「HRCとの契約の更新について発表できたことを誇りに思います。Hondaは、最高峰クラスで闘うチャンスを与えてくれました。今年末から、LCR Honda TeamというMotoGPでの経験が豊富でメジャーなチームの一員として戦えることをうれしく思います。HRCおよびLCR Honda Teamの信頼を受け、今後もHondaファミリーの一員でい続けられることに感謝しており、結果で期待に応えるよう頑張ります。今は、ヘレスでのシーズン開幕戦が待ちきれず、まずは今年ベストを尽くすことに注力します」

株式会社ホンダ・レーシング(HRC) 代表取締役社長 野村欣滋
「アレックス・マルケス選手と一緒に、来年から2シーズンにわたり、MotoGPカテゴリーでの成長プロセスを続けられることを大変うれしく思っています。現在の状況を深く考え、分析した結果、彼はHRCのフルサポートを受けLCR Honda Teamから参戦することが、最高峰クラスで成長する絶好のチャンスだと思っています。また、今年より3年間このプランを続けることによって、HRCにとっても、アレックス・マルケス選手にとっても、思い通りの結果が得られると確信しています」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / MotoGP