マルク・マルケス MotoGP チャンピオン
2016 FIM MotoGP世界選手権シリーズ 第15戦 MOTUL 日本グランプリにおいて、レプソル・ホンダ・チームのマルク・マルケスがチャンピオンを獲得した。

マルク・マルケスは、15日(土)の予選で2番手を獲得し、順調な仕上がりで決勝に臨んだ。決勝レースでは、序盤から上位を走行。4ラップ目にトップに躍り出ると、2位以下との距離を徐々に引き離し独走で優勝を飾った。シリーズ戦3戦を残した時点だが、2位とのポイント差により、今シーズンのチャンピオンを決定した。

マルク・マルケスは、2013年にホンダ・レーシングが運営するHondaのワークスチーム、レプソル・ホンダ・チームからMotoGPクラスに初参戦し、デビューイヤーでチャンピオンを獲得。続く2014年にも連続してタイトルを獲得した。今シーズンのタイトルで、MotoGPクラスでは3度目のチャンピオンとなりました。

マルク・マルケス
「とにかく信じられません。レースが始まる前はチャンピオンになれるなんて思ってもいませんでしたし、ここでチャンピオンになることは無理だと話していました。ただ、ロッシ選手がリタイアしてからは、とにかくプッシュしようと頑張りました。ひたすらベストを尽くしていて、残り3ラップのところでピットボードにてロレンソ選手がリタイアしたことを知り、集中することが難しくなり、4コーナーか5コーナーでミスをしてしまいました。今回のタイトル獲得は、昨年は取れなかったことと、Hondaのホームサーキットである茂木で確定したことで、自分にとって特別です。また、チームにとっても、そして今年亡くなった自分の祖母にとっても特別な瞬間だと思います」

野村欣滋 (株式会社ホンダ・レーシング 代表取締役社長)
「マルク・マルケス選手とチームにとっては、レギュレーションの変更などで苦難の多いシーズンでした。このような過酷なシーズンでチャンピオンを獲得することは、大変な努力とチャレンジの成果です。チームスタッフ、そしてレース活動を支えてくれた多くのスポンサーと、世界中のファンに感謝いたします」

八郷隆弘 (本田技研工業株式会社 代表取締役社長)
「Hondaのホームマーケットである日本で、チャンピオンを獲得したマルク・マルケス選手を心から祝福します。今後もHondaは、みなさまと感動を共有できるレース活動を目指し、取り組んでまいります。Honda へのご声援ありがとうございました」

Marc Marquez 2016 MotoGP Champion関連:MotoGP 日本GP 結果:マルク・マルケスが優勝でタイトル獲得!

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カテゴリー: F1 / MotoGP