F1 モナコGP 予選Q2 速報:角田裕毅は0.1秒届かず Q3進出ならず
2025年F1第8戦モナコGPの予選が現地5月24日(土)に行われ、Q2セッションでもランド・ノリス(マクラーレン)が1分10秒570でトップタイムを記録し、Q3進出組の中で最速となった。シャルル・ルクレール(フェラーリ)が僅か0.011秒差で2番手に続き、アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)が驚きの3番手タイムでQ3進出を決めた。角田裕毅は12番手で敗退した。

路面温度が40度を切ったコンディションで15分間のQ2セッションはスタート。フェラーリ、ウィリアムズ、メルセデス勢はミディアムでアタックを開始した。

開始5分でジョージ・ラッセル(メルセデス)がパワーロスを訴えてトンネル内でストップ。セッションは赤旗中断となり、メルセデスは2台ともタイムを記録せずにQ2を終えることになった。

中団ではレーシングブルズ勢が目覚ましいパフォーマンスを見せ、アイザック・ハジャーが7番手、リアム・ローソンが9番手に入り、ともにQ3へ進出。アストンマーティンのフェルナンド・アロンソ(8番手)とハースのエステバン・オコン(10番手)も、限られたスペースでの攻防を制してQ3への切符を手にした。

一方、惜しくもQ2敗退となったのはカルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)、角田裕毅(レッドブル)、ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)ら。角田裕毅は自己ベストを更新するも、10位オコンとの差は0.153秒とわずかに及ばなかった。

また、メルセデス勢のジョージ・ラッセルとアンドレア・キミ・アントネッリはアタックできず、いずれもノータイムに終わった。トラフィックやタイミングの影響が色濃く出たQ2は、全体的に1分10秒台前半から中盤の僅差争いとなり、ドライバーたちの集中力とマシンコントロールの精度が問われるセッションとなった。

2025年F1 モナコGP 予選Q2 順位・ラップタイム

1.ランド・ノリス(マクラーレン) - 1分10秒570
2.シャルル・ルクレール(フェラーリ) - 1分10秒581
3.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) - 1分10秒732
4.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) - 1分10秒858
5.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) - 1分10秒875
6.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) - 1分10秒883
7.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) - 1分10秒040
8.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) - 1分10秒182
9.リアム・ローソン(レーシングブルズ) - 1分10秒250
10.エステバン・オコン(ハース) - 1分10秒262

11.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) - 1分10秒362
12.角田裕毅(レッドブル) - 1分10秒415
13.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー) - 1分10秒596
14.ジョージ・ラッセル(メルセデス) - No Time
15.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) - No Time

16.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
17.オリバー・ベアマン(ハース)
18.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
19.ランス・ストロール(アストンマーティン)
20.フランコ・コラピント(アルピーヌ)

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カテゴリー: F1 / F1モナコGP / F1レース結果