角田裕毅は11番手…F1モナコGP フリー走行2回目:結果・タイムシート

FP2のトップタイムを獲得したのはシャルル・ルクレール(フェルスタッペン)、2番手にはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、3番手にはルイス・ハミルトン(フェラーリ)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は11番手だった。
ピアストリとハジャーがクラッシュ 赤旗が2度提示
FP2では2度の赤旗中断が発生した。最初の赤旗はマクラーレンのオスカー・ピアストリがサン・デボーテ(ターン1)でバリアに正面衝突したことによるもの。フロントウイングを損傷したが、ピットに自走で戻りセッションを再開した。2度目の赤旗は、レーシングブルズのアイザック・ハジャーがターン5でバリアに接触した際に出されたもの。こちらはセッション終盤で、影響を受けたチームは限られた。
狭いモナコならではのトラフィックに各車苦戦
FP2でもモナコ特有の狭い市街地コースがドライバーたちを悩ませた。アタックラップ中に前方のマシンと接近する場面が頻発し、ルイス・ハミルトンやランド・ノリスをはじめとする複数のドライバーがクリーンラップを阻まれる場面が目立った。これにより正確なパフォーマンス比較が難しい状況が続いた。
母国モナコでルクレールが再び最速
フェラーリのシャルル・ルクレールは、FP1に続いてFP2でも最速タイム(1分11秒355)を記録。母国グランプリでの悲願の初優勝に向け、順調な立ち上がりを見せている。チームメイトのルイス・ハミルトンも上位に続き、フェラーリは今週末に向けて好感触を得ている。
角田裕毅は11番手 安定感ある走行で存在感
レッドブルの角田裕毅は、FP2で11番手タイムをマーク。トラフィックや赤旗の影響を受けつつも、安定したペースと的確なマシンコントロールでセッションを通じて堅実な走りを披露した。予選での上位進出に期待がかかる。
2025年F1 モナコGP フリー走行2回目 結果・タイムシート
Pos | No | ドライバー | チーム | タイム | GAP | LAP |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分11秒355 | 31 | |
2 | 81 | オスカー・ピアストリ | マクラーレン | 1分11秒393 | 0.038 | 27 |
3 | 44 | ルイス・ハミルトン | フェラーリ | 1分11秒460 | 0.105 | 29 |
4 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分11秒677 | 0.322 | 32 |
5 | 55 | リアム・ローソン | レーシングブルズ | 1分11秒823 | 0.468 | 32 |
6 | 6 | アイザック・ハジャー | レーシングブルズ | 1分11秒842 | 0.487 | 17 |
7 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アストンマーティン | 1分11秒890 | 0.535 | 30 |
8 | 23 | アレクサンダー・アルボン | ウィリアムズ | 1分11秒918 | 0.563 | 33 |
9 | 12 | アンドレア・キミ・アントネッリ | メルセデス | 1分12秒002 | 0.647 | 31 |
10 | 1 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1分12秒068 | 0.713 | 29 |
11 | 22 | 角田裕毅 | レッドブル | 1分12秒072 | 0.717 | 29 |
12 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 1分12秒092 | 0.737 | 31 |
13 | 30 | カルロス・サインツJr. | ウィリアムズ | 1分12秒151 | 0.796 | 32 |
14 | 98 | ガブリエル・ボルトレト | ザウバー | 1分12秒234 | 0.879 | 28 |
15 | 87 | オリバー・ベアマン | ハース | 1分12秒259 | 0.904 | 32 |
16 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ザウバー | 1分12秒262 | 0.907 | 31 |
17 | 10 | ピエール・ガスリー | アルピーヌ | 1分12秒404 | 1.049 | 34 |
18 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン | 1分12秒512 | 1.147 | 29 |
19 | 31 | エステバン・オコン | ハース | 1分12秒541 | 1.186 | 32 |
20 | 43 | フランコ・コラピント | アルピーヌ | 1分13秒415 | 2.060 | 30 |
カテゴリー: F1 / F1モナコGP / F1レース結果