ミック・シューマッハ、アルピーヌWECカーは「最初は閉所恐怖症を感じた」
ハースF1チームを解雇されたミック・シューマッハは、現在メルセデスF1のリザーブドライバーであり、2024年にF1グリッドに戻ることを望んでいたが、空席のコックピットがすべて埋まっていたため、ル・マンスタイルのレースに目を向けた。
先週、ルイス・ハミルトンとジョージ・ラッセルのバックアップとしてオースティンに向かう前に、24歳のシューマッハはテストのためにスペインのヘレスに滞在し、2024年に向けたアルピーヌの新しい世界耐久選手権プロトタイプを初めて味わった。
シングルシーターの運転にしか慣れていないシューマッハは「まったく違うフィーリングだ」とSky Deutschlandに語った。
「マシンはかなり大きく、かなり重い」
「コックピットは完全に閉ざされていて、最初は閉所恐怖症のような感じだった。
「クルマはかなり大きくて、かなり重い」と彼は米国GPでスカイ・ドイッチュランドに語った。「コックピットは完全に密閉されており、最初は少し閉所恐怖症に感じた」
「タイヤが動いているかどうかは見えないので、それを示す小さなライトはあるけど、それ以外は何もない。風を感じずにそこに座っているのはちょっと抽象的だったけど、僕にとって一番大きな変化は後方からの隙間風、つまり空気を吹き込む冷却システムだった。最初はそれに対する準備ができていなかった」
「比較的すぐに慣れたけどね」
シューマッハは自身のパフォーマンスについて、語るのは時期尚早だと語った。
「セットアップが最適ではなかったんだ」とシューマッハは説明する。
「ル・マンのセットアップをよりダウンフォースの強いコースで行ったので遅かったし、とても鈍く感じた。もちろん、それは1000kgのウェイトからもきている」
「トラクションコントロールもあり、ドライビング体験はまったく異なる」
「レースという点では、クルマをシェアすることになるから少し違うだろうね。それはある意味エキサイティングだ」
「「クルマは24時間稼働しなければならない。それは別の挑戦だ」
残る唯一の問題は、シューマッハとアルピーヌが契約にサインするかどうかだが、それはルノー所有のブランドがシューマッハがメルセデスF1のリザーブドライバーとしての役割を維持できるかどうかにかかっているようだ。
契約について尋ねられたシューマッハは「僕たちは今オースティンにいる」と語った。「焦点はそこにある」
「ここを離れたら、もう一度すべてを見て、いくつかの選択肢を見つけたいね」
カテゴリー： F1 / ミック・シューマッハ / WEC （FIA世界耐久選手権）
