ミック・シューマッハ 「メルセデスF1でここまで学べるとは思っていなかった」
ミック・シューマッハは、メルセデスF1チームでリザーブドライバーの役割を担うなかで「かなりショックを受けた」という重要なディテールを明かした。

2022年F1シーズン終了後、2年間グリッドにいたハースF1チームから解雇されたミック・シューマッハは、今年、メルセデスF1チームにリザーブドライバーとして加入した。

24歳のミック・シューマッハは2023年シーズンの開幕戦でトラックサイドに立ち、必要であればW14のマシンに飛び乗れるようにスタンバイしている。

また、シューマッハはシミュレーターでも作業をしており、今季のキャンペーンで先頭を走るペースから外れてしまったマシンの開発にも協力している。

新天地でのレース参加はわずか3戦だが、シューマッハはすでにドライバーとしてより良い結果を得るために有益な知識を得ていると考えている。

「ルイス(ハミルトン)とジョージ(ラッセル)と仕事をするのも魅力的だ」とシューマッハはメルセデスF1チームの『diary』に書いた。

「2人の素晴らしいドライバーを見て、一緒に仕事をすることは、いつもできることではない。僕にとって興味深い時期だ」

「レースウィークエンドに臨むにあたって何が重要なのか、すでに多くの知識を得て、自分のスキルセットに加えることができたと感じている」

「自分の役割の早い段階で、これほどまでに多くのことを学び、得ることができるとは思ってもみなかった」

シューマッハはエンジニアリング・ブリーフィングにも出席しているが、チーム内で起きている膨大な量のコミュニケーションにショックを受けているという。

「ドライバーとしてコースに出ている間は、エンジニアの間で何が起こっているのか聞くことができないので、セッション中に耳を傾けるのは非常に興味深い」とシューマッハは語った。

「バーレーンでの開幕戦では、これほどまでに多くのやりとりが行われるとは思っていなかったので、かなりショックを受けた」

「実際に参加してみて初めて、自分に何が欠けているのかわかる」

「エンジニアと仕事をすることで本当に感謝しているのは、彼らが意見を真摯に聞いてくれることだ。また、感情的な面で特別なのは、今チームで働いている多くの人が、父がドライブしていたときにここで働いていた人たちだということだ」

ミック・シューマッハ メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ F1

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カテゴリー: F1 / ミック・シューマッハ / メルセデスF1