F1メキシコGP主催者、“ポスト・ペレス”時代にむけて自立の必要性を認識
F1メキシコGPプロモーターでるフェデリコ・ゴンザレスは、セルジオ・ペレスがグリッドからいなくなればレースが打撃を受ける可能性があることを認めた。

現在、グアダラハラ出身の33歳であるペレスはF1のトップチームであるレッドブルのドライバーを務めているが、観客からは熱烈な支持を受けており、日曜日にはグランドスタンドでセルジオの特別なメキシコGPチーム特製シャツを着たファンとフェラーリのチームシャツに身を包んだファンの間で実際に激しいケンカが勃発したほどだ。

マックス・フェルスタッペンは週末を通して2人のボディーガードにサポートされ、レースボスのゴンザラスは『Racespect 』キャンペーンが党派的なメキシコのファンを落ち着かせるためのものだったと認めている。

「マックスはチェコのパートナーであり、物事が少し枠からはみ出ることもある。我々は戦いをコース上に保ちたかった。そこからこのキャンペーンのアイデアはそこから生まれた」

「おそらく他のスポーツから新しい人たちがF1サーキットにやってきている。我々は彼らに、F1は違うことを説明しなければならない」

結局、ペレスのレースを終わらせたのは、1周目のクラッシュでメキシコファンからブーイングを浴びたフェラーリのシャルル・ルクレールだった。

「たくさんのブーイング。すごいブーイングだった」とルクレールはチェッカーフラッグ後に観衆に向かって語った。

「みんな。正直なところ、僕はどこにも行くところがなかったんだ」

メキシコGPのボスであるゴンザレスは、メキシコ人たちはとにかく「情熱的」だと語った。

「メキシコ人は自分たちの色、愛、食べ物、多くのことに情熱的だ。しかし、ブーイングは適切ではないし、見たくもない」とASに語った。

しかし、ペレスの2024年レッドブルとの契約はいまだに憶測と不確実性の対象であり、ゴンザレスはメキシコGPがいつか自立しなければならないことを認めている。彼によると、今週末のレースチケットは1年前、「発売開始から数時間」で完売したという。

「メキシコシティから30%、その他の国から30%、海外から30%だった」とレース責任者は語った。

「海外とは、通常、アメリカ、カナダ、中米、南米を指す」

したがって、ペレスを失うことはイベントにとって大きな打撃となる可能性がある。

「我々の目標は、エクスペリエンスに取り組むことだ」とゴンザレスは言う。「チェコのサポーターは多いが、レッドブル、メルセデス、フェラーリ、その他のチームのサポーターもいる」

彼はペレスを失うことで、「売り上げが減少するかもしれないが、いつかそうなることはわかっている」と語った。

「チェコには何年もいてほしいが、いつかはそうでなくなることもわかっている」

その準備として、彼は近隣のグランプリ主催者たちの動向から学ぼうとしているという。

「マイアミにもオースティンにも行ったし、ラスベガスにも行くつもりだ」とゴンザレスは語った。

「彼らは競合他社であり、彼らがやっていることを見なければならない」

「そこから変化を取り入れることができる。例えば、マイアミは2回目の開催となった今年、見事に成功しました。今週末は強力で競争力のある週末となったが、我々の価格がはるかに競争力があるという点では、まだ彼らより先を行っていると思う」

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カテゴリー: F1 / F1メキシコGP