メルセデスF1 2026年F1マシン『W17』を1月22日に発表

ブラックリーを拠点とするメルセデスは、2026年1月22日にW17を公開する。ファンにとっては、新時代に向けてメルセデスが送り出すマシンの姿を初めて目にする機会となる。
その直後には、2026年最初の非公開テストがスペイン・バルセロナで実施される。テストは1月26日から30日まで行われ、エンジニアとドライバーにとって、革新的なパッケージを実走で評価する初の機会となる。
新時代に向けた新車
W17は1月に姿を現すが、メルセデスは2月2日にフルスケールのシーズンローンチイベントも予定している。このイベントはオンラインでライブ配信される。
イベントには、チーム代表のトト・ヴォルフをはじめ、ドライバーのジョージ・ラッセルとキミ・アントネッリが出席し、大きな期待を背負ったシーズンの正式なスタートを切る。
2026年F1レギュレーションでは、パワーユニットの思想が大きく転換され、内燃エンジンと電動パワーの比率は50/50となる。持続可能性を高めつつ、パフォーマンスを維持することが狙いだ。
2014年から2021年にかけてハイブリッド時代を支配したメルセデスは、この新レギュレーションを最大限に生かせるチームのひとつと広く見られている。
2025年コンストラクターズランキング2位という結果を受け、ファンの間では楽観論も広がっているが、ヴォルフ自身は慎重な姿勢を崩していない。
「私は有名な悲観主義者で、コップはいつも半分しか満たされていないように見える」と、ヴォルフは2025年シーズン終了後のメルセデスのデブリーフ動画で語った。
「パワーユニットでもシャシーでも目標は設定した。それが十分に野心的だったのか、何か見落としている部分があるのか、そして実行があるべきレベルで完璧にできるのかどうかは分からない。
1月末のテスト、そしてバーレーンで、パフォーマンスバランスの一端は見えてくるだろう。ただ、重要なのはシーズンを通した継続的な開発になると思う」
開幕へのカウントダウン
1月のマシン公開と2月のテストに続き、2026年F1シーズンは3月6日から8日に開催されるオーストラリアGPで幕を開ける。
メルセデスにとって、W17は単なる新車ではない。それは新たな技術時代の幕開けに向けた意思表示であり、勢力図を塗り替える可能性を秘めた存在だ。
再び“シルバー時代”の支配を築けるかどうかは未知数だが、ひとつだけ確かなことがある。新時代へのカウントダウンは、すでに本格的に始まっている。
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