メルセデスF1代表 角田裕毅にピットレーン接触で謝罪「我々のミスだ」
2025年F1アブダビGPのフリー走行3回目(FP3)終盤、ピットレーンで起きたキミ・アントネッリ(メルセデス)と角田裕毅(レッドブル)の接触事故について、メルセデスF1チーム代表トト・ヴォルフが角田とレッドブル陣営に正式に謝罪した。

セッション後半、角田裕毅はすでにピットレーンを走行中だったが、ガレージから発進したアントネッリのマシンが右側面に接触。RB21のフロアは大きく損傷し、角田は予定していたソフトタイヤでの最後のアタックを完了できなかった。

ヴォルフはSky Sports F1の取材に対し、次のように語った。

「まず最初に裕毅に申し訳ないと言いたい。彼のマシンの“良いパーツ”をすべて壊してしまったと思う。我々のミスであり、何が起きたのかを特定しなければならない。まだ完全には分かっていない」

そのうえで、FP3のチーム状況についても言及した。

「冒頭は最悪のセッションだったが、ジョージ(ラッセル)がしっかりしたラップを決めてトップだった。キミについては、ピットレーンでの接触の後は混乱したが、大丈夫になるだろう」

角田裕毅はこの接触により旧仕様フロアへの交換を余儀なくされ、予選では不利な状態で走ることになったが、Q3進出とチームメイトの支援を果たしている。



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カテゴリー: F1 / メルセデスF1 / 角田裕毅