メルセデスF1代表 「レッドブルを追い詰めるのは我々全員の義務」
メルセデスF1のチーム代表であるトト・ヴォルフは、好調なスタートを切ったメルセデスがペースセッターのレッドブルを追い詰めるというF1の『義務』を果たさなければならないと考えている。

レッドブル・レーシングは、2023年これまでの3レースで3つのポールポジションと優勝を獲得し、アストンマーティン、メルセデス、フェラーリに代表される他のチームに対して大きなパフォーマンスアドバンテージを享受してきた。

メルセデスは、独自の“ゼロサイドポッド”コンセプトを捨て、イモラではさまざまなアップグレードが施されている。また、チーム内の変更も実施され、ジェイムズ・アリソンとマイク・エリオットの役割が入れ替わり、アリソンはテクニカルディレクターに復帰した。

パフォーマンスの低迷にもかかわらず、トト・ヴォルフはメルセデスがレッドブルに対する『義務 』を果たさなければならないと断固として主張している。

「レッドブルを追い詰め、良いショーを提供するために全力を尽くすことは、我々と他のチームの義務だと思う」とトト・ヴォルフは説明した。

「このスポーツでは、決して諦めてはいけないというのが、最初から我々のメンタリティだ」

「私たちは悪いレース週末や悪いシーズンを過ごしてきたが、自分自身を取り戻す必要がある」

「良い結果を出した後は躁と鬱の間で揺れ動かないように気をつけなければならないし、合理的な思考を保つ必要がある」

「我々は長期的に正しい決定を下す必要があり、その点で、我々が持っている可能性のあるパッケージでレースを続けていく。それがナローボディかワイドボディかは関係ない」

「マシンにダウンフォースが必要なだけだ」

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1