メルセデスF1が序盤戦の苦戦にも関わらず“ゼロポッド”を貫いた理由
メルセデスF1チームは、2022年初期の苦戦にもかかわらず、他チームのデザインをコピーしても“そこまでのものしか得られない”と感じたため、W13に採用した“ゼロポッド”のコンセプトを刷新することを選択しなかったと説明する。

メルセデスF1チームの2022年F1マシン『W13』は、ポーパシングとバウンシングに苦しんでいたため、今シーズンの前半を通して、勝利を争っているレッドブルとフェラーリに挑戦することができなかった。

メルセデスF1チームは、バーレーンのプレシーズンテストでデビューした「ゼロポッド」と呼ばれたスリムなサイドポッドソリューションを追求し、フィールドの他の部分とは異なる設計ルートを選択した。

シーズンが進むにつれて、メルセデスF1チームは、マシンと直面している問題をよりよく理解し、ジョージ・ラッセルが7月末のF1ハンガリーGPでポールポジションを獲得するまでパフォーマンスを向上させた。

メルセデスF1チームのトラックサイドエンジニアリングディレクターであるアンドリュー・ショブリンは、メルセデスは「我々が見ることができる最速の車を単にコピーするという道をたどりたくない」と説明し、その代わりにその車のコンセプトで長期的な視野を持っていると説明した。

「一連のレギュレーションを通じてチームとしての長期的な未来を考えるとき、それを理解していなければ、コピーしてもそこまでしか到達できないだろう」とアンドリュー・ショブリンは Autosport に語った。

「マシンのエアロダイナミクスの最もデリケートな要素はその下にある。だから、最も真似できない部分がとにかく最も重要だ」

「メディアでは、ナローボディワークのコンセプトはおそらくチーム内よりもはるかに大きな話題だったと思う」

「しかし、我々は自分たちのアイデアに愛情によってもそれに固執していたわけではなかった」

アンドリュー・ショブリンは、メルセデスF1チームが直面した問題は「急いでボディワークを変更しても解決しなかっただろう」と述べ、特に予算上限のプレッシャーを考えると、今年の他の設計ルートに従うことはできなかったと語った。

「リソースをどこに費やすかについては、非常に注意する必要がある。我々がやりたくなかったのは、4~6週間かかる可能性のあるプロジェクトに着手することだった」とアンドリュー・ショブリンは述べた。

「我々は一歩一歩進んで確認したかった。車で行っていることは、すべてのツールとすべての期待を考慮して理にかなっている?」

「物理的に異なるように見えて、突然、我々をグリッドで急上昇させる可能性のあるものにすべての希望を動かすのではなく、車に変更を加えて期待される効果を得ることができるかどうかを確認するために、我々は開発の初期段階をほとんどつま先立ちで行っていた」

だが、メルセデスF1チームは、大多数がチームがサイドポッドソリューションを選択したことを考えると、来年のマシンコンセプトの切り替えとレッドブルスタイルのデザインルートに従うことを排除していない。

メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、メルセデスが従うコンセプトについて「特に好みはないく」それは単に「最速の車を持つこと」だと述べた。

「我々は他の誰かを真似することは決してないが、我々がより優れていると考える他の車には何かが見ることができるもしれない」とトト・ヴォルフは語った。

「したがって、これらの基本的な質問は現在議論されており、9月までに答えを出す予定だ」

メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ F1

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / メルセデス