メルセデスF1代表 「セーフティカーがなければハミルトンは勝っていた」
メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、F1イギリスグランプリ終盤のセーフティカーがなければ、ルイス・ハミルトンは勝つことができたと信じている。

マックス・フェルスタッペンの車の問題に続いて、勝利はルイス・ハミルトンとカルロス・サインツJr.とシャルル・ルクレールの2台のフェラーリに絞られたように見えた。

フェラーリの2台が無線で自分たちのトラックポジションについて議論している間、ルイス・ハミルトンは2台とのギャップを縮めていった。

フェラーリは、カルロス・サインツJr.をピットインさせ、すぐにシャルル・ルクレールと同様のことをした。それにより、ルイス・ハミルトンは今シーズン初めてレースをリードし、ホームの観客を大いに喜ばせた。

ルイス・ハミルトンは古いタイヤを履いていたにもかかわらず、タイヤをうまく管理していた。だが、ようやくピットインしたとき、エステバン・オコンによるセーフティカーによってタイヤのアドバンテージはリセットされた。

フロントランナーがピットインしてソフトタイヤに交換したとき、ルイス・ハミルトンは最終的な勝者であるカルソス・サインツやレッドブルのセルジオペレスを倒すペースが十分にないことに気づいた。

レース後、メルセデスF1のチーム代表であるトト・ヴォルフは、セーフティカーがなければ、ルイス・ハミルトンはシルバーストン・サーキットで9回目の勝利を収めただろうと主張した。

「今日、クルマはある程度のパフォーマンスを発揮し、レースに勝つためにそこにいた。それは非常に励みになる」とトト・ヴォルフはSky Sport F1に語った。

「再スタート後、少し勢いを失ったが、バウンシングはほとんどなく、それは励みになった。ハードとミディアムのペースは良かった。ソフトだけが最終的に望んでいたグリップを実際に得ることができなかった」

「セーフティカーがなければ、彼はおそらくレースに勝ったと思う。最後に、ペレスがそこにいて、サインツがいただけだった。問題はなかった。最も励みになったのは、レースができる車があったことだ」

トト・ヴォルフは、トップの座を逃したものの、W13のパフォーマンスの向上について楽観的だ。まだ「恋愛」には至っていないものの、彼らは車と「いっちゃつき」始めていると表現した。。

「我々は実力でレースに勝ちたいと思っている。そうならば素晴らしいだろう。そこにいて、彼らと戦いたい。それが目標だ。来年も開発できる車がある。

「まだ本当の恋愛ではない。だが、今日初めて車と少しいちゃつけるようになった」

メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ ルイス・ハミルトン F1 イギリスグランプリ

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1 / ルイス・ハミルトン / F1イギリスGP