メルセデスF1代表 「チームは躁病とうつ病の行き来を避ける必要がある」
メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、彼のチームは2021年のフォームにおいて“躁病とうつ病”の間を行き来することを避ける必要があると語る。

前戦F1アメリカGPで、現役ワールドチャンピオンチームであるメルセデスは、牙城としてきたサーキット・オブ・ジ・アメリカズで2014年以来2度目の敗北を喫した。

レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、今シーズン8勝目を挙げ、ルイス・ハミルトンに対するチャンピオンシップのリードを12ポイントに拡大。また、コンストラクターズ選手権でもレッドブル・ホンダがメルセデスとの差を23ポイントまで縮めた。

F1は今週末、メキシコに向かう。高地にあるエルマノス・ロドリゲス・サーキットは、伝統的にレッドブル・ホンダがメルセデスよりも有利だったトラックだ。

トト・ヴォルフは、今シーズン最後の5レースでタイトルの栄光を勝ち取るために、メルセデスW12から多くのパフォーマンスを“引き出す”ことに集中するようチームに呼びかけた。

「チーム内でずっと躁病とうつ病の間を行き来しないように注意する必要がある。代わりに自分たちのマシンの理解を深めなければならない」とトト・ヴォルフは語った。

「これはやったはいけないと思ったことは一度もなかったが、オースティンでは金曜日以降に先走らないことも重要だった」

「メルセデスが支配的で、レッドブルがそれに対してどう出るかというのが全般的なフィードバックだった。そして、24時間早送りすると、それは逆の方向に進んでいた。プロダクトとしてマシンを活用し、プロダクトをどのように調整して、パフォーマンスを生み出せすことできるかが重要だと思う。それが勝ち負けの違いを生む」

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1