メルセデスF1首脳 「今週末はレッドブル・ホンダの方が強力に進歩した」 F1アメリカGP 予選
メルセデスF1の最高技術責任差を務めるジェイムズ・アリソンは、F1アメリカGPの予選に向けてレッドブル・ホンダが“強力な進歩”を果たしたと考えている。

F1アメリカGPの週末は、メルセデスが1-2タイムを記録し、最速のバルテリ・ボッタスがマックス・フェルスタッペンに約1秒の差をつけて幕を開けたが、その後、流れは変わった。

セルジオ・ペレスは、サーキット・オブ・ジ・アメリカズでFP2とFP3の両方でタイムシートのトップに立ち、予選Q3でも、マックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンによって終盤に上回れるまで暫定首位に立ち、初のF1ポールポジションを獲得の可能性まであった。

決勝では、2人のタイトル争いの主人公がグリッド最前列に慣れ日、ペレスがすぐ後ろからスタート。エンジン交換による5グリッド降格ペナルティのバルテリ・ボッタスは9番手からのスタートとなり、レッドブル・ホンダには2対1のアドバンテージがある。過去4レースで3回目だ。

パフォーマンスの収束が、メルセデスが落ち込んでいることによるのか、それともレッドブル・ホンダの改善によるものなのかと質問されたジェイムズ・アリソンは「おそらくその両方が少しずつあると思う」とコメント。

「予選では、FP1でスタートしたのと非常によく似たセットアップを実行していた。その間に少し行ったり来たりしていたきたものだ。おそらくレッドブルの方が我々たちよりも強力な進歩を遂げた週末だと思う」

「FP1の後、我々はかなり高い期待を持っていたと思う。FP2はもう少し苦労し、それ以来、少しそのままとあんっている。我々は前線にいたが、実際には他の最近のレースのいくつかで見たようなエッジではなかったし、簡単ではなかった」

マックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスから、ルイス・ハミルトンが二面的な脅威を与えらえる見通しについてジェイムズ・アリソンは「最高のプロテクトは、我々が速いかどうかになるだろう」と語る。

「レッドブルを後ろに従えることができれば、そのギャップから戦略的な保護を得ることができる。しかし、明らかに2対1の方が良い立場であることは間違いない。我々はとにかく速いことを頼るしかない」

「ルイスは自分の扱い方を知っていると思う。彼はこのトラックをよく知っており、タイヤのケアに優れた人の1人だ」

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