メルセデスF1のステアリングに違法デバイスの疑惑
F1バルセロナテスト2日目のルイス・ハミルトンのオンボード映像から、W11のステアリングシステムの合法性に疑惑の目が向けられている。

オンボードの映像では、メインストレートを走行するルイス・ハミルトンのダッシュディスプレイに“Marker”という文字がはっきりと表示されている。この時点で、ハミルトンはステアリングホイールを手前に引き、コーナーに入ると押し出している。同時に、前輪が真っ直ぐになり、傾斜しているように見える。これはシステムがトー角を変更していることを示唆している。

このようなシステムは、サスペンションジオメトリーを規定する技術規制の第10.2項に違反していると考えられている。

「ステアリングホイールが固定された状態で、各ホイール中心位置とその回転軸の方向は、サスペンションの主要垂直方向トラベルの機能により完全にまた独自に定義されなければならない。ただし、さらに自由になる度合いを故意に提供することのない合理的なコンプライアンス効果については除く」

「サスペンションシステムの仕様構成を変更する、あるいは性能に影響を及ぼすことが可能な動力装置は、それがいかなるサスペンションシステムのどの部分であっても、一切禁止される」

トー角の変更には、安定性、ハンドリングの改善、ストレートでの抵抗の減少、タイヤの摩耗の減少など、多くの明らかな利点がある。

実際、1つの理論としてシステムが空力の利点とは対照的にタイヤがストレートで冷えるのを防ぐことを目的としていると指摘されている。



このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / メルセデス