メルセデスF1代表 「フォーミュラEはまるでマリオカートの実写版」
メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、フォーミュラEは“本物のドライバーによるスーパーマリオカート”のようだと評しつつも、これまでの経験を楽しんでいると語る。

メルセデスは、2019/2020シーズンのフォーミュラEからワークス参戦を開始。F1を含めたメルセデスのモータースポーツ活動を統括するトト・ヴォルフは、サウジアラビアで開催されたシーズン開幕戦に姿をみせていた。

「私はこの経験を本当に楽しんだと言わなければならない」とトト・ヴォルフは Crash.net に語った。

「これまでサウジアラビアに行ったことがなかったし、メルセデスがフォーミュラEの旅を始めることは非常に特別だった。物凄い観客は驚異的だったし、この国がいかに開かれているのかを目にした。そのような期待はしていなかった」

「レースはF1とは非常に異なると明言できる。私にとっては本物のドライバーを備えたスーパーマリオカートだ。だが、チャンスを与えることは完全に正しい」

メルセデスのラインナップは、元マクラーレンのF1ドライバーのストフェル・バンドーンと2019年のF2チャンピオンのニック・デ・フリースで構成されている

現在、ストフェル・バンドーンは38ポイントでドライバーズチャンピオンシップをリードしているが、ニック・デ・フリースは18ポイントで11位となっている。

しかし、彼らの貢献により、メルセデスはチームとしてBMW i アンドレッティ・モータースポーツにわずか4ポイント差の2位につけている。

トト・ヴォルフは、これまで目にしてきたことに非常に満足しており、メルセデスのドライバーは“予想以上の成績を収めている”と称賛した。

「ニックはすでにチームのパフォーマンスに多大な貢献をしています」とトト・ヴォルフは語った。

「彼は、パーソナリティとして、そして、レーシングドライバーとして非常に成熟している。ストフェルがチームのドライバーを務めているのも本当に素晴らしいことだ」

「我々たちは現実的な目標に野心や期待を設定しているが、予想以上の成績を収めているし、両方のドライバーが貢献している」

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1 / フォーミュラE