F1 メルセデスAMG F1
メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、F1カナダGPで遭遇した問題はメルセデスにとって“ウェイクアップコール”になったと語る。

メルセデスは、開幕戦から7連勝を続けており、ドライバーズ選手権とコンストラクターズ選手権の両方をリードしている。しかし、F1カナダGPでは1回目のプラクティスでバルテリ・ボッタスの燃料システムに問題が発生。その後も多くの問題が発生した。

フリー走行3回目では、メルセデスの“フェーズ2”を搭載したランス・ストロールのエンジンがブロー。その後の準備に影響を与えた。のちに原因はスパークプラグの故障だったことが明らかになっている。

「カナダは我々にとってウェイクアップコールのようなものだった」とトト・ヴォルフはコメント。

「開幕6戦では非常に優れた信頼性発揮していたが、我々週末の間に多くの問題を経験した。それらのほとんどすべてが我々自身のものだ」

「まだ解決する機会があるときにはそれらの信頼性問題が明らかになったことは幸運だったが、我々はそれによって週末が簡単に台無しになる可能性があることを知っている。そうならなかったのはメカニックの素晴らしいスキルのおかげだ」

F1カナダGPではセバスチャン・ベッテルがポールポジションからレースを終始リードしてトップでチェッカーを受けたが、5秒加算ペナルティによってルイス・ハミルトンの勝者となり、メルセデスの連勝は維持された。

だが、ルイス・ハミルトンは1年前のフランスGPをポール・トゥ・ウィンで圧勝しており、トト・ヴォルフはW10もポール・リカールで力強いパフォーマンスを発揮すると楽観的に捉えている。

「フランスではさらに厳しい戦いが予想される」とトト・ヴォルフはコメント。

「このサーキットはモントリオールといくつかの類似点があり、ロングストレートは私たちにとって挑戦となるだろう。だが、カナダとは異なり、コーナーの特性は様々なスピードにわたって広がっている。再びいくつかのことを練り直すチャンスを楽しみにしている」

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1