メルセデスAMG F1
メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、開幕2戦を終えたコンストラクターズ選手権の順位は全てを物語ってはいないと語る。

フェラーリ優勢とみられていた2019年のF1世界選手権だが、開幕2戦で結果を出したのはメルセデスだった。開幕戦ではバルテリ・ボッタスがファステストラップを記録して最大44ポイントを獲得。第2戦でもフェラーリのトラブルもあって1-2フィニッシュを達成。現時点で87ポイントを獲得してコンストラクターズ選手権の首位に立っている。

しかし、トト・ヴォルフは、実際にはフェラーリの方が速いと認め、引き続き最大限のパフォーマンスを発揮できるように作業を続けていくと語る。

「2019年シーズン序盤の2レースを終え、我々は力強いポジションにいるように思われるかもしれない。我々は87ポイントを獲得し、最高得点に1ポイント及ばないだけだ。だが、コンストラクターズ選手権の順位は完全なストーリーを伝えてはいない」とトト・ヴォルフはコメント。

「我々はバーレーンの予選とレースで直接のライバルほど速くなかったというのが真実だ。フェラーリはストレートで相当速かったし、それは1周あたりコンマ数秒の計算となる」

「それでも格言にあるように『1位でフィニッシュするにはまずは完走しなければならない』し、チームの堅実なパフォーマンス、我々のシステムの信頼性、ドライバーの力強い走りの組み合わせによって、我々は1-2を達成できた」

「我々が直面しているチャレンジンに我々がひるむことはないい。逆に気持ちを高めている。我々はできる限りベストなレースができるようパッケージから最大限をパフォーマンスを引き出すためにプッシュし続けていく。プレッシャーを与え、チャンスを最大限に生かし、全体的なパッケージを開発するために懸命に仕事をしていく。今シーズンここまではエキサイティングなレースが見られているし、我々は上海での次の戦いを楽しみにしている」

「2019年の中国GPはF1世界選手権で1000回目のレースとなる。ほぼ70年に及ぶ1000回のレースは、このスポーツの素晴らしい伝統と遺産の証だ。我々はそのシリーズのなかで世界で最大のブランドのひとつを代表していることを誇りに思っている。そして、この歴史的な機会に良いショーを見せるために最善を尽くしていく」

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1 / F1中国GP