F1 メルセデス
メルセデスのチーム代表トト・ヴォルフは、2018年のF1世界選手権はF1の歴史のなかでも最高のシーズンのひとつとして数えられることになるだろうと語り、予測不可能なレースは夏休み後のシーズン後半も続くと考えている。

今週末、F1はベルギーGPで再開。現在、メルセデスは両方のチャンピオンシップをリードしており、F1ベルギーGPからスタートする後半戦でもそのリードを守るために準備を進めている。

トト・ヴォルフは、夏休みはメルセデスにとって絶好の瞬間に訪れたとし、コース内外での激しいバトルに備えているとしつつも、必ずしもグリッドで最速のクルマが勝利を掴めるわけではないと語る。

メルセデスはシーズン序盤はフェラーリに対してペース面でわずかにアドバンテージがあったが、フェラーリはパワーユニット面で大幅な改善を示している。

「スパを予測するのは非常に難しい」とトト・ヴォルフは語る。

「今シーズンは我々にあることを教えてくれた。それは明白に優位な特定なトラックなどもはや存在せず、最速のクルマが必ずしも勝つわけではないということだ」

「代わりに競争力のバランスウはサーキット間で行き来しているようだ。明らかになっていることは、我々のライバルがかなり懸命にプッシュしており、非常に厳しい戦いになっているということだ」

「なので、我々は弱点を取り除き、強みをさらに高めていくことに集中して懸命に作業し、レース毎にシーズンを進めていかなければならない。2018年は今後何年も語り継がれていくシーズンになるだろうし、再びレースを始めるのが待ち切れない」

現在、ルイス・ハミルトンはドライバーズ選手権でセバスチャン・ベッテルに24ポイントのリードを築いており、メルセデスはコンストラクターズ選手権でフェラーリに10ポイント差で首位に立っている。

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1