F1 メルセデス ルイス・ハミルトン オーストラリアグランプリ 2018年のF1世界選手権
メルセデスは、F1オーストラリアGPの決勝レースで、ルイス・ハミルトンが2位表彰台を獲得。バルテリ・ボッタスは8位でレースを終えた。

ルイス・ハミルトン (2位)
「今日は自分にできることはすべてやったけど、誰も予想していなかったことが起こった。何が起こったのかあまり理解できていないし、まだ少し不信感がある。戻ってエンジニアと報告会を行って、理由を解明するつもりだ」

「今週末はパーティモードやフェラーリが十分に速いかどうかについて多くのことが話されてきた。ギャップは昨日ほど大きくはなかったと思う。ただ僕が良いラップをして、セバスチャンが良いラップをできなかっただけかもしれない。でも、今日の彼らはとても速かった。終盤に少し戦ったけど、今日の彼らは僕たちのコンマ1秒以内だった。少なくとも、自分の心のなかでは今週末に自分が全力を尽くしたことはわかっている。今はチームも痛みを感じていると思うけど、僕たちは気持ちを切り替えてそれに取り組んでいく」

バルテリ・ボッタス (8位)
「ちょっとフラストレーションが溜まる一日だった。ポイントを獲得することはできたけど、期待していたほど多くはない。15番グリッドからのスタートだったとしてもね。僕たちにいは良いクルマがあったし、予選でもそのように感じていた。チームに本当に良い仕事をしてくれた。残念ながら、このトラックはオーバーテイクが非常に難しいため、僕たちはそれを最大限に生かすことができなかった。他のクルマに追随しているときにはエンジンのオーバーヒートの問題にも少し苦労したし、何度もバックオフしなければならなかった。期待外れな週末だったし、理想的な開幕戦ではなかったのは確かだけど、まだ残り20戦ある。僕たちは今週末から学ぶ必要があるし、2週間後のバーレーンではまた頑張っていく」

トト・ヴォルフ (メルセデス モータースポーツ責任者)
「今回は自分たちの手から離れて行ったレースだったし、我々全員にとって飲み込みがたいレースだ。ルイスのピットストップ後、セーフティカーとバーチャルセーフティカーの両方に対応できるシナリオがあったので、セバスチャンがピットインしてルイスの前でコース復帰することはないと考えていた。数秒のマージンがあったはずだったが、突然、テレビのスクリーンでそうでない光景を目にした。もちろん、バーチャルセーフティカーが利益をもたらすときもあれば、失敗することもある。だが、我々の側の問題だったのは明らかであり、何が起こったのかを理解し、修正するために分析する必要がある。今日は勝てるペースがあっただけによりフラストレーションを感じている。ルイスは序盤のスティントを通してコントロールしており、ピットストップ後も同様だった。力強く勝利に向けて進んでいたように見えたが、そうはならなかった。バルテリの方は多くを巻き返さなければならず、タフなレースになることはわかっていた。チーム間のマージンが拮抗し、ここはシーズン全体でもオーバーテイクが最も難しいサーキットのひとつだ。彼はコース上で3回の追い抜きを成し遂げ、バーチャルセーフティカーの恩恵も受けたが、終盤はDRSトレインにはまってしまった。今日は勝利したフェラーリを祝したい。我々にとっては受け入れがたいレースだったが、学ぶべきレッスンがたくさんあったし、次回はさらに強くなって戻ってくる」

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1