メルセデス F1 バルテリ・ボッタス
バルテリ・ボッタスは、2018年にむけてメルセデスとの契約を1年延長することになりそうだ。

バルテリ・ボッタスは、昨年末に電撃引退したニコ・ロズベルグの後任としてメルセデスと1年契約を締結。メルセデスとの“長期的”な将来を築いていくことを目指している。

メルセデスは、バルテリ・ボッタスに満足しており、彼を確保したいと考えているようだ。

「バルテリには本当に満足している」とメルセデスのチーム代表トト・ヴォルフはシルバーストンで C More にコメント。

2018年のメルセデスとバルテリ・ボッタスの契約について質問されたトト・ヴォルフは「彼のパフォーマンスを見れば、あまり頭を悩ます必要のないことだと思う」とコメント。

「だが、来年だけでなく、再来年についても考えている。我々は全てのパズルを仕上げなければならない」

「ブダペストのレース後、ビーチでそのことについてもっと考えてみるつもりだ」とトト・ヴォルフは笑いながら述べた。

2018年のバルテリ・ボッタスとの契約についてトト・ヴォルフは「そうだね、90%準備は整っていると考えている」と付け加えた。

トト・ヴォルフが2018年以降について言及した背景には、2019年にメルセデスがセバスチャン・ベッテル、ダニエル・リカルド、フェルナンド・アロンソといったトップドライバーの獲得を視野に入れているためだと考えられる。

フェラーリは、セバスチャン・ベッテルに総額155億円の3年契約をオファーしているが、トト・ヴォルフは、セバスチャン・ベッテルにフェラーリと1年だけの契約を結ぶことを進言しているとされる。

一方、バルテリ・ボッタスは、必要以上に自身の将来を心配はしておらず、チームの決断を待つとしている。

「何より、何らかの発表や契約をする前にきとんと話し合わなければならない」とバルテリ・ボッタスはコメント。

「僕たちはシーズン中盤に到達し、8月の夏休みが迫っている。通常、話し合いが始まるのはそこからだ。今後数週間は何のニュースもないし、以前も言ったように僕にとってのメインターゲットはチームと長期的な関係を築くことだ。僕が望んでいるのはそれだ」

「何週間か待たなければならないし、どうなるかは見ていくけれど、僕の目標はそれだ」

バルテリ・ボッタスは、メルセデスに移籍した今年、2勝を挙げて、チャンピオンシップ首位のセバスチャン・ベッテルに23ポイント差の3位につけている。

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