F1 メルセデス
メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは、ニコ・ロズベルグの後任探しのために、ライバルであるフェラーリとマクラーレンの邪魔をするつもりはないと語る。

ニコ・ロズベルグがF1引退を電撃発表したことで、ザウバーの1つ、マノーの2つに加えて、チャンピオンチームのメルセデスに1つ空席ができた。

フェラーリからセバスチャン・ベッテル、もしくはマクラーレンからフェルナンド・アロンソを引き抜くつもりかと質問されたトト・ヴォルフは、それは彼の課題の上位ではないと述べた。

「フェラーリの内部問題に干渉するつもりはない」とトト・ヴォルフは Gazzetta Dello Sport にコメント。

「それにセバスチャンが実際に我々のところに来る意向があるかさえわからない」

「それはアロンソも同じだ。フェラーリとマクラーレンが12月にベッテルとアロンソなしで何をするというんだ?」

「ウィリアムズもボッタスなしでどうするというんだい? そのオプションは私にとって最も低いものだ」

しかし、トト・ヴォルフは、金曜日のニュース以降、電話が鳴りやまないと認める。

「電話攻撃を受けているよ」とトト・ヴォルフはコメント。

「F1ドライバーの80%から電話があった。そうしなかったのは私の電話番号を知らないライコネンとクビアトだけだ!」

メルセデスの育成ドライバーであるパスカル・ウィーレインとエルテバン・オコンは、2016年にマノーで経験を積んだ。

エステバン・オコンは、フォース・インディアと複数年契約を結んでおり、パスカル・ウェーレインはザウバーの最有力候補に挙げられている。

トト・ヴォルフは、彼らの昇格がオプションだと語るが、今後はハミルトンとロズベルグとの関係とは対照的に“ナンバー2”として迎え入れることを検討することになると語る。

「1つの道は、ナンバー1とナンバー2を設けることを検討することだ」とトト・ヴォルフは述べた。

「シューマッハとマッサ時代のフェラーリのような感じだ。つまり、コンストラクターズのポイントを保証するドライバーを雇うということだ」

「2つ目の仮説は、我々の若手ドライバーであるオコンかウェーレインを昇格させることだ。何と言っても、他チームはフェルスタッペンやバンドーンのような若手にチャンスを与えているからね」

「3つ目の道は、もう一人のトップドライバーを見つけるためにマーケットに戻ることだ」

「月曜日に私はブラックリーにいる。ロン・メドース、アンドリュー・ショブリン、トップレベルのエンジニアのグループとミーディングを行い、最高のソリューションを見つけることに取り組み始める」

「新しい、エキサイティングな挑戦だ。結局、我々が19レースに勝ったが、今年はハードルの多い本当に厳しいシーズンだった」

メルセデス 「グリッドの半分が空席に売り込んできている」
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カテゴリー: F1 / メルセデスF1