メルセデス FRIC アクティブサスペンション
FIAとライバルチームは、現在のF1レギュレーションの抜け穴を塞ぐことを望んでおり、それは今シーズンのメルセデスの優勢の一部を説明することになるかもしれないと Auto Motor und Sport が報じている。

同誌によると、メルセデスは、F1で最高のエンジンだけでなく、賢い調整のおかげで最高のシャシーも有していると報道。

レポートによると、メルセデス W07は、禁止された初期のFRIC(Front and Rear Inter-Connected suspension)に類似した油圧でロールと高さをコントロールするシステムを採用しているという。アクティブサスペンションを擬態するためにシャシートップの段差ノーズ部分を賢く使用しているという。

美的な理由で、段差ノーズ部分を“バニティパネル”で覆うことが許されているが、それがメルセデスにカーボンチューブの外にシステムを収納する場所を与えたと同誌は指摘している。

「現在、他チームはそのトリックを認識しており、テクニカルミーティングでそれを議題に挙げた」と同誌は報道。

FIAはすぐにそれを禁止したいと考えているが、2017年のレギュレーションを変更するにはメルセデスを含んだ全チームの合意が必要となる。

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1 / F1マシン