メルセデス
メルセデスが、ピレリの義務的な高いタイヤ圧に対処するために使用しているとされるトリックを Auto Motor und Sport が報じた。

ピレリは昨年から従来よりもかなり高い空気圧を指定しているが、一部のチームがフォーメーションラップ前の空気圧チェックから実際のスタートまでの間にタイヤの空気圧を下げる方法を見つけたのではないかという疑いがもたれていた。

Auto Motor und Sport は、バクーで行われたF1ヨーロッパGの決勝グリッドに停められたメルセデスの四隅に最新式のデバイスが装着されている画像を掲載。これがその空気圧低下を実現するデバイスだと報じた。

記事によると、このデバイスはF1カーの車軸とブレーキを非常に高温に保つ仕組みとなっており、グリッド上でFタイヤを装着したときにはそれによって人為的にピレリが定めた最低空気圧基準をクリアし、その後この装置が外され、クルマが走行を開始すると急激に空気圧が低下する仕組みになっているという。

フォース・インディアのテクニカルディレクターを務めるアンディ・グリーンはこのような手段を用いるには「相当の金が必要になる」とし、こういったことは禁止されることが望ましい」と述べいてる。

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1