メルセデス、21戦に備えて帯同スタッフの2シフト制を検討
メルセデスのモータースポーツ責任者トト・ヴォルフは、グランプリ数の増加によるスタッフの疲労が限界に達することを懸念している。
トト・ヴォルフは、バーニー・エクレストンのグランプリ数を増やしたいという願望は理解できるが、エンジニアやメカニックのような時間を費やす人々のことも考慮する必要があると感じている。
「より多くのレースには賛否がある」とトト・ヴォルフはコメント。
「商業権保有者の立場では、より多くのレースは、より多くの収益、より多くの報道、より大きなオーディエンスをもたすことのでプラスだろう」
「ショーをエクスクルーシブにするという点では、それはマイナスかもしれない」
「チームの立場では、バーニーがカレンダーを作成するので、我々はそれをしなければならないし、チームの収入は過去数年で成長している。確かにそれは最も重要なことだ」
「とにかく、組織に注意する必要がある。19戦でチームのメンタルと体力の限界が見えたからね」
「なので、いかにして21戦を戦い抜くかについて我々は様々なコンセプトを検討している。現在のチーム構成で21戦に対処できるとは思えない」
「移動や時差ボケ、休暇をいかに最適化できるか検討している。作業が非常にハードなスタッフのために2シフト制を採用するかもしれない。そのような全てのことを考慮している」
だが、トト・ヴォルフは、全てのレースに出席する必要のあるチームメンバーもおり、2シフト制が全スタッフに機能するわけではないと認める。
「替えがきかない多くの人々がいる。彼らは最高のスタッフだからね」
「年末の長距離移動のレースは特に厳しい。とてもハードになる」
「とにかく、私はチームを保護したいし、個人を保護したい。最も効率的であるだけでなく、運用できるものにするために何ができるかを見てみる必要がある」
カテゴリー： F1 / メルセデスF1
