レッドブル
メルセデスAMGは、Fダクト論争に踵を返し、レッドブルが違法なトリックを採用していると主張した。

レッドブルを含めたライバルチームは、メルセデスが採用するDRS連動Fダクトに不満を述べているが、チーム代表ロス・ブランスはそれを陽動戦術だと感じていると述べた。

「我々のシステムに関しての議論は、排気問題から焦点を逸らしている」とロス・ブラウンはコメント。

FIAは、昨年のグリッドの大半でみられたエキゾースト・ブロウン・ディフューザーを厳しく取り締まった。だが、一部チームは、新しいルールの限界近くで2012年のソリューションを開発することに集中していると報じられている。

だが、メルセデスAMGはレッドブルがそれ以外のエリアで規約を曲げいていると考えているとBild は報じた。

記事によると、メルセデスの分析でルノーエンジンを搭載するレッドブルが「違法なエンジントリック」を装備していることが示されており、それらは個別にシリンダーをオン/オフできようになっているという。

メルセデスのノルベルト・ハウグは「我々による正式抗議はない。だが、FIAに問い合わせている疑問はいくつかある」とコメント。

だが、レッドブルのヘルムート・マルコは「誰も何も見つけられないだろう。我々は規約に従っている」と反撃している。

Auto Motor und Sport は、2012年のグリッドで最も高度な排気ソリューションを持っているのはメルボルンの勝者であるマクラーレンだと報じている。

「私はそれが違法だというつもりはない」とペーター・ザウバーはコメント。

「だが、それは境界線上にある」

報じられたところでは、メルセデス、ロータス、トロ・ロッソ、ウィリアムズといったチームは、オーストラリアでより保守的なソリューションを用いていたという。

「まずは何が許可されて、何が駄目なのかを確認したかった」とウィリアムズのエンジニアを務めるマーク・ギランは述べた。

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1 / レッドブル・レーシング