マクラーレン・ホンダ MCL32
マクラーレン・ホンダの2017年F1マシン『MCL32』の主要スペック。

2017年、マクラーレンは36年間続いた伝統の“MP4”の名称を廃止し、新たに『MCL32』というマシン名でシーズンを戦う。また21年間にわたるエクソンモービルとのパートナーシップを終了し、新たにBPカストロールの燃料と潤滑油を使用。まさに新たな時代のスタートとなる。

F1パワーユニットを供給するホンダは、2017年型パワーユニット『ホンダ RA617H』に新たなコンセプトを導入。新設計のパワーユニットで巻き返しを図る。

マクラーレン・ホンダ MCL32 主要諸元

形式マクラーレン・ホンダ MCL32
モノコックカーボンファイバーコンポジット製
安全構造コクピット・サバイバル・セル(対衝撃構造)、貫通防止パネル、フロント・インパクト構造、サイド・インパクト構造、リヤ・インパクト構造、フロント&リヤロール構造
ボディーワークカーボンファイバー・コンポジット製。エンジンカバー、サイドポッド、フロア、ノーズ、フロントウイング、リアウイング、ドライバー操作によるドラッグ抵抗低減システム(DRS)
フロントサスペンションカーボンファイバー製ウィッシュボーン。プッシュロッド方式トーションバー、ダンパーシステム
リアサスペンションカーボンファイバー製ウィッシュボーン。プルロッド方式トーションバー、ダンパーシステム
重量728kg(ドライバー重量を含む、燃料は含まず)
重量配分は45.3%〜46.3%
電子機器マクラーレン・アプライド・テクノロジーズ製。シャシー制御とパワーユニット制御、データ収集機器、オルタネーター、センサー、データ解析およびテレメトリー・システムを含む
計器類マクラーレン・アプライド・テクノロジーズ製ダッシュボード
潤滑油カストロール製グリース、潤滑油
ブレーキシステムAkebono製ブレーキキャリパー、マスターシリンダー
Akebono製“ブレーキ・バイ・ワイヤ”ブレーキコントロールシステム
カーボン製ディスク、パッド
ステアリングラック・アンド・ピニオン型パワーステアリング
タイヤピレリ製P Zero
ホイールエンケイ製
無線機器ケンウッド製
塗装シッケンズ製品によるアクゾノーベル・カー・リフィニッシュ・システム

パワーユニット

型式ホンダ RA617H
最小重量145kg
パワーユニットコンポーネントエンジン
MGU-K
MGU-H
エネルギー貯蔵装置
ターボチャージャー
コントロールユニット

エンジン

燃料搭載量1.6L
気筒数6気筒
バンク角90度
バルブ数24
最大回転数15,000 rpm
最大燃料流量100kg/時(10,500rpm)
燃料搭載量105kg
燃料噴射方式直噴(1シリンダーあたり1噴射器、最大500bar)
過給機同軸単段コンプレッサー、タービン
燃料&潤滑油BPカストロール

エネルギー回生システム

機構モーター・ジェネレーター・ユニットによるハイブリッド・エネルギー回生。MGU-Kはクランクシャフトに、MGU-Hはターボチャージャーに接続
エネルギー貯蔵装置リチウムイオンバッテリー(20〜25kg)
1周あたり最大4MJを貯蔵

MGU-K

最大回転数50,000 rpm
最大出力120 kW
最大回生量1周あたり2MJ
最大放出量1周あたり4MJ

MGU-H

最大回転数125,000 rpm
最大出力無制限
最大回生量無制限
最大放出量無制限

トランスミッション

ギアボックスカーボンファイバーコンポジット製ケース、縦置き
ギア数前進8速、後退1速
ギヤ操作電動油圧式シームレスシフト
デフ遊星歯車構造の多板リミテッド・スリップ・クラッチ式ディファレンシャル
クラッチ電動油圧式カーボン製多板クラッチ
潤滑油カストロール製

マクラーレン・ホンダ、MCL32を発表 / 2017年F1マシン
マクラーレン・ホンダ MCL32

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カテゴリー: マクラーレン | ホンダF1