マクラーレンF1 マックス・フェルスタッペン連勝に警戒感「かき乱す存在」

今季の選手権争いは、これまでほとんどがマクラーレンの2人による戦いとなっており、ウォーキング拠点のチームはここまで17戦中12勝を挙げている。しかし、フェルスタッペンは直近の2戦を制している。
残り7戦を前に、フェルスタッペンが後半戦で争いに食い込む可能性が浮上している。
4度のワールドチャンピオンであるフェルスタッペンの役割について、ブラウンはマクラーレンの強力なシーズンにおける「ディスラプター(かき乱す存在)」と表現した。
「マックスに注意を払わなければならないと思う」とブラウンはブルームバーグに語った。
「我々はやっていることを続けなければならない。コンストラクターズは非常に良い状況にある。バクーで決めるチャンスがあったが、バクーのことは振り返らないでおこう。シンガポールで決められることを願っている」
マクラーレンは一貫して、2人のドライバーに平等な機会を与えることを最優先に掲げてきたが、それを実現する難しさも認めている。
ブラウンは、ノリスがオランダでパワーユニット関連のリタイアを喫した例を挙げ、戦いのすべてをコントロールできるわけではないと指摘した。
「我々が望むのは、2人のドライバーとマックス──彼にはどいてもらいたいが──がタイトルを争うことだ。そして2人には平等な機会、平等な機材を与えたい。それが我々のやっていることだ」
「ベストマンが勝てばいい。我々はそうしたい。我々自身はできる限り役割を果たしたくない。ランドはメカニカルなトラブル(ザントフォールトで)に見舞われたし、そういうことは起こりうる。セーフティカーやその他のこともある」
「我々の目標は、ランドとオスカーをアブダビまでチャンピオン争いに残すことだ。そしてベストドライバーが勝つ、ということだ」
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